

ちっちゃいものはかわいいものだ、と思うことしきり。ことウォーハンマーにおいては、ぶくぶくに膨れていたり内臓が飛び出ていても「かわいい」と形容されるミニチュアがあります。それがウォーハンマーのナーグリング。ちまころっとしたつくね団子みたいなシルエット。「いや……気持ち悪いが……」となるのも仕方ないですが、それよりこのキット面白いんですよ。
>ウォーハンマーAoS ナーグリング

ランナーにはよく見ると楽しそうに笑ってるナーグリングがいっぱい! このそれぞれが騎馬戦のように絡み合っていたり、肩車していたりして、殺伐とした世界に生きているのにとってもコミカルでかわいいと思っています。
このプラモデルの面白いところは、ちっちゃなナーグリングをぺたぺた貼り付けて組み立てるのではなく、バチッと組み合わさってレイヤー分けされたナーグリングのピラミッドを3パーツ組み合わせて完成するところ。だというのに各パーツは直線で区切られているのではなく、プリッとしたお尻や見えなくなるはずの顔まできっちり造形されているのがいいんです。

▲お尻までちゃんと造形されています。赤ちゃんみたいなかわいさがある
完成すると群れがワッと組み体操をしてソリッド感が生まれます。ちっちゃい手足のあやういバランスで組み合わさっていて、我先に目標へなだれ込もうという気概が感じられるのもいい。楽しいことのためなら仲間を踏む、いけないことですが理解はできる……。

▲レイヤー分けされたナーグリングはかなりアクロバティックな組み合わさり方をします
作ったことのない人からすると「枝豆大のモンスターがごっちゃりお団子状態になったプラモデル」ですが、作ったことがある人にとってはただのお団子でない、ひとつひとつのモンスターが組み合わさって、まさに群れが押し寄せるようなプラモデルになります。この感覚の変化をぜひとも味わってください!