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美少女プラモデルのカワイさはメカの細部に宿る!/極小丸モールドの塗り分けの話。

 小さい丸マスキングテープを買うと勝てる、という話をします。しかし、これを読んでいるアナタは上のカッコかわいいイラストに目を奪われていることと思います。いかがお過ごしでしょうか。

 美少女プラモデルはだいたい印刷済みの顔パーツが入っているのでカワイさについては約束された勝利。しかし見るべきは背中や頭部にくっついたメカ部分なのだ。小さな凹みにゴールドの差し色が散りばめられていて、これがイラスト全体に精緻な印象を与え、肉体とは違う硬質なマテリアルを演出し、「カッコいい」の部分を担保してくれています。

 パーツを見ると全体に色分けはしっかりできているのですが、小さくて丸いディテールは彫刻で表現されています。直径は1.5mmくらい。フリーハンドで塗るのか、なんかチートみたいなツールがあるのか、それとも見なかったふりをするのか3時間くらい考えていたのですが、結局こういうのはマスキングして塗るのがいちばんラクなんだよな。はい、大人しくハイキューパーツの円形マスキングシールを買ってきましょう。

 200円足らずで小さな丸いマスキングテープが超大量に手に入るのが最高。1.2mmから0.2mm刻みで2.8mmまで、トータル550枚がワンシートになっています。先がめっちゃ尖ったピンセットがないと剥がせないので要注意。四角く区切られたカットラインの中に丸いカットラインが入っているので「丸の中を塗る」「丸の周りを塗る」の両方に対応しているのが素晴らしいですね。

 今回は「丸の中を金に塗る」なので丸いシールを残して周囲の四角を剥がします。ちなみにどのゾーンの直径が何ミリなのかパッと見でぜんぜんわからないので、サイズが記入された台紙を見ながらボールペンで余白の部分に直径を書いておくのがマジでオススメ!

 見た目1.5mmくらいの丸いディテールなので直径1.6mmの丸マスキングをペタっと貼りました。もしちょっと大きかったり小さかったりしたら隣のサイズのマスキングを持ってきてください。大丈夫。たくさん入っているし安いから、ノギスでちまちま計測するより現場合わせで貼ったほうが精神衛生上よろしいぞ。

 筆で金色をチョイチョイと乗せてからマスキングテープを剥がして勝利!さらに凹んだところにスミ入れをしたのでバキッと別パーツ感が出ました。なにも美少女プラモに限ったことじゃなく、小さい丸ディテールに色を乗せたいときはどう考えてもカット済み丸マスキングシートを買ったほうがいいです。各サイズ揃えておけば、ふとした瞬間に悩まず済みますね。

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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