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「色が変わっていく感動」こそ塗装の楽しさの原点/フジミ 1/24 トヨタ MR2 AW11

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 久しぶりに30年前のあの時の感動を再現したくなり、行きつけの模型店でカーモデル(フジミ 1/24 MR2)とタミヤの缶スプレー(TS-8イタリアンレッド)を買ってきました。初めてのスプレー塗装の感動を……。

 私が小学生の頃、理科の授業は専門の先生が理科室でおこなっていました。その理科の先生がプラモデル好きだったのです。休み時間になると理科室隣の先生の控え室には数人の男子が集まり、先生とプラモデルやファミコンの話で盛り上がっていました。
 ある日先生が僕の目の前で、ちょっとスプレーするよと言って窓を開けてカーモデルの白いボディーに赤い缶スプレーを吹き付けたのです。この時の赤く色が染まっていく様子を見た時の衝撃は一生忘れません。 先生にスプレーの動かし方などを質問したり、何度もイメトレをして、数日後には行きつけのおもちゃ屋さんでタミヤの缶スプレーを買ってワクワクしながら家に帰り実践してみました。 まずは庭に新聞紙を敷いてビールケースの台を置き、その上でミニ四駆のボディーにスプレーをしてみました。初めてにしては結構上手くいき、それからはすっかり塗装の虜になりました。先生が私に塗装の成功体験を導いてくれたのです。

 そして今、あの時のように吹いてみます。キットはボディが白いパーツで、シャシーなどがグレー。ボディだけお好きな色に塗れば、色がついたかっこいいMR2の出来上がりです。

 子どもの頃の塗装の再現なので、細かい下地処理やサーフェイサーも吹きません。そのまま吹き付けます。久しぶりの缶スプレー塗装は、長いことエアブラシに慣れた感覚をリセットし、理科の先生に教わったあの時のスプレーワークを徐々に思い出させてくれます。

 白かったボディはみるみる赤く染まっていきます。そうです。この「色が変わっていく感動」が私の塗装することの楽しさの原点なのです。

 今では色々とこだわったり、模型を通して覚えたさまざまなテクニックを使用しながらエアブラシで塗装をしていますが、久しぶりに最初の感動を思い出して楽しい時間を過ごせました。塗装はどんな方法でも本当に楽しいと再認識。あの理科の先生、まだプラモデル作っているかな……。そんなことを思いながら、真っ白なボディから赤に変わったMR2を見て思うのでした。

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はるさーのプロフィール

はるさー

2児の子育てとプラモデルを全力で楽しむアラフォー房総男児。飛行機模型が特に大好き。

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