ウォーハンマーシリーズから、2023年12月2日に「レギオンズ・インペリアリス」という極小スケールのシリーズが発売されました。これは1/50スケール程度の通常「ウォーハンマー」シリーズよりさらに小さい何百分の1スケールでミニチュアを作ることで、巨大メカがぶつかり合う超大規模な戦いを卓上で遊んでみよう、というものです。「ちっちゃなガンダムやザクだけじゃなく、サイコガンダムやビグザムはもちろん、戦車や一般兵までもが同じ戦場、同じスケールで大量にぶつかり合うゲーム」といえば分かりやすいかも。ゲームはちゃぶ台の上でも遊べるミニサイズです。
>LEGIONS IMPERIALIS: QUESTORIS KNIGHTS
その中から今回は「クエストリス・ナイト」というものを買いました。「ウォーハンマー40K」では全高30センチに迫る勢いの巨大メカですが、レギオンズ・インペリアリスなら完成しても500円玉よりちょっと大きいくらいで、しかも3体入りでお得。前々から「ツルッとした外殻がダンゴムシみたいでかわいいな」と思っていたヤツです。
このダンゴムシにはアーモンド状の胴体から巨大な二本足、武器を兼ねる両腕と頭部が生えています。大きな胴体に対して足はさらに大きいというアンバランスさがかわいい。コア部分に造形されたエキゾーストパイプを甲殻から突き出して接着したときは膝を打ちました。パイプの放熱板に刻まれた穴のモールドを出したいからパーツ分けしたのか! 小さいのにパーツ同士のガイドがピッタリ合って、組み立てるのが楽しいです。
「ウォーハンマー40K」だと置き場所やお金の問題で購入を見送っていた巨大メカが……ここにある!! 装甲の各所に刻まれた十字の紋章や細いパイプ、文字通り顔であるナイトの面までカッコよく、ちっちゃくまとまっていて素敵。
往年のボブルヘッドやボトルキャップフィギュアに近いサイズ感のロボが作業場やPCディスプレイの前にちょこんと置かれていると、ちょっとうれしい。それが細かいパーツをぺたぺた貼って、自分で作り上げたマシンならなおのことうれしい。作ってみませんか、レギオンズ・インペリアリス。
平成生まれのアラサー。ライターが本業だが、ハムスターになってプラモやガレージキットを作ったり、絵を描いたり、YouTubeで配信したりする。コトブキヤとウォーハンマーとじゃがいもが好き。