プラモに穴を開けるのは面白い! そこだけ明らかに「俺が工作した箇所だぜ!」 って感じで爪痕が残せて気分もライジングするからだ。僕は今、マシーネンクリーガーのプラモ熱が上がっていて、良く作っている。マシーネンクリーガーのプラモは、途中で穴を開ける工程が結構多い。大きい穴から小さい穴まで要求される。だから、かちゃかちゃドリルの刃を付け替えていたのだが、もうめんどくさくなった。これを機にドリルの持ち手を追加して、刃ごとに専用の持ち手とする「ドリル大名」になることを決心したのだ!
細いドリルの刃なんかは、使っていると「あれ? これ何ミリだっけ? 0.5? 0.8?」みたいになって、刃の管理が雑になってくる。専用の持ち手にしちゃうことで管理&正確な穴あけがよりスムーズに可能となる。いままで1.0mm以下の穴は、感に頼って細い刃をセットしてドシッと穴を開けていた。それでまぁ不便ではなかったのだが、ちゃんと言われたサイズの穴を開けようと40歳になって思った。やっと大人になった。素直は大事なのだ。
アマゾンで買った3本セットの持ち手の精度は「まぁそれなり」と言ったもの。しかし、使っていても特に苦になることもない。僕にとっては十分満足だ。まずは良く使う刃と持ち手をセットして、それぞれのサイズのドリルを作った。来月はまた持ち手を買い足して、1.0mm以上で良く登場するサイズのドリルを作ろうと思う。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)