僕は広い面を塗る時には大抵平筆を使うのですが、ちょっと違ったタッチも試してみたいと思い、広い面の塗装が楽しめるでっかい丸筆「神ふで デカ 細筆 中」という、ラーメン二郎の呪文みたいな全サイズ書いてあるデカい筆を買ってみました。
箱を開けた瞬間、「持ち手がクリアーでかっこいい!」って一瞬でときめきました。クリアー素材だから、持ち手が汚れても、溶剤を含ませた布などで拭けば簡単に綺麗になりますね。
この筆は昨今の筆の主流となっているPBTという人工毛を使用。溶剤耐性があるので、模型用の筆として最適です。またこの毛はコシもあるので、カキっとした塗り分けも可能となっています。
早速塗ってみます。筆がでかい上に、毛先が長いので吸水性抜群。しっかりと塗料と溶剤を筆の中に溜めてくれるので、長いストロークで一気に塗れます。
塗っていて毛先がバラバラになっていかないのも良いです。でっかい筆の毛先が常にまとまってくれているので、自分の思うようなタッチ・塗り方に応えてくれます。
デカいだけで無く、抜群の吸水性によってさらに長い時間塗れて、しかも毛先の先端を活用すれば細部の塗装にもシフトできる。見た目によらずかなり器用な筆となっています。
広い面を塗ったり、大きな模型を筆塗りして楽しもうって時にはめちゃくちゃ便利ですので、ぜひ「神ふで デカ」を使ってくださいね! それでは。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)