
ジオラマってかっこいい。切り取られた世界だけで物語と立体物の魅力を同時に演出するジオラマは、規模に関係なくワクワクします。となれば当然「オレも作りたい!」となるのですが、その一歩はあまりにも大きい…。最近はマテリアルもどんどん進化してハードルは下がっていると聞きますが、新しいものに挑戦するにはエネルギーがいります。

そんなぼくに超朗報! プラモデルとしてジオラマが完成するキットを手に入れました! 箱の中のプラモデルを組めば憧れのジオラマが完成するオールインワンのキットです。
このキットはチャーフィーという戦車がメインなのですが、それに加えて地面もキットの一部として造形されています。つまり、説明書に沿って作っていけば「戦場を進む戦車」が完成するというキッであるトということ。なんとありがたいセットなのでしょうか。

コンパクトにまとまった2枚のランナーには、見慣れた戦車のパーツと、分割された「地面」のパーツが並んでおり、これから特別な体験が待っていることを約束してくれます。さらに嬉しいのは、ただ土台として地面があるわけではなく、履帯の通った跡や看板のパーツが加えられていること。これにより、そこに物語を想像する余地が生まれ、ジオラマとしてのレベルを押し上げています。
もう一方の主役である戦車の方はと言うと、1/76というスモールスケールながら組みごたえバッチリ! 細かなパーツ分割がされています。並ぶ転輪は、切り出す前に塗ってしまえばこの後がラク(と、組立説明書にも書いています)ですね。転輪を車体に取り付けて、ベルト式の履帯をクルンと巻けば足回りは完成です。あとは砲塔をつけて戦車の完成。

地面と戦車。それぞれが完成すればいよいよ合体! そしてジオラマの完成! 地面と戦車は接着するわけではなく、置くだけなので、配置を調整して好きなアングルを探ることもできます。戦車模型単体でももちろん良いものですが、ジオラマになることで、戦車の吐く排気ガスの匂いや、キュラキュラと履帯の回る音。「その空間」にある音や匂いまで立ち上がってくるようです。これがジオラマの力!

と言うわけで、ジオラマに憧れるぼくを新しいステージに導いてくれるオールインワンキットのご紹介でした。このシリーズは他にも色々な戦闘車両と情景合わせたキットがあり、コンパクトで価格的にも集めやすいシリーズになっております。お気に入りの一つを見つけて、憧れのジオラマデビュー、しちゃいましょう!