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ジョギングしている人もマッチング!!「車模型の懐の深さ」を教えてくれるプラモデル。

▲どっちも走っちゃってる!!! 

 車模型の懐の深さよ!! ドライバーやオーナー、整備士だけじゃなくて道を走る「ランナー」でも良い景色ができちゃう!! プラモって楽しいよな〜〜。メーカーがこれだけ遊んでる例を出してくれると、どんなプラモもそもそも“自由”なんだぜってなる。どんどん作っていこう。

 今回ご紹介するプラモは、ウクライナのメーカー・マスターボックスの「1/24 デンジャラスカーブスシリーズ タイラー ジョギング中 今日は何キロ走るの?」。商品名が長すぎてロングラン気分なプラモだが、箱を開けるとコンパクトなランナーが1枚ぽろんと出てきて「え? これだけ」ってなる。何キロも走る必要はないプラモなのだ。

▲ぽろんと1枚出てきました。中はこれだけ。完全装備ランナーのタイラネキが分解されています

 フィギュアプラモとして見て、造形や分割のアイディアに特筆するところは一切無い。しかし、「ランナーを添えて見てくれよ、車と似合うんだぜ」って提案が超一級。ミスター味っ子に「食べて見てよ」って言われた気分になる。寺沢大介漫画のような提案が遠いウクライナのメーカーから俺にされたのだ。組むっきゃないだろう。

▲この笑顔。最高のランなのだろう。笑顔のおかげで一緒に置かれる車もハッピーなシチュエーションとなる
▲5分で完全装備。ハイクラスランナーな雰囲気が漂う

 早速家にある車模型の脇に添えてみる。全く違和感がない。車と一緒に見事に情景となっている。タイラを置いてみて、改めて車模型は「プラモの中で最も僕達に身近なモチーフ」であることを再認識させてくれた。僕達が普段目にする物や状況の多くを受け入れてくれるだろう。車模型で景色を作るハードルは低く、そして自由度も高いのだ。タイラの走りに、僕らも負けてはならない! イマジネーションを加速させて、思いっきり僕達だけの景色を作っていこうじゃないか!!

▲「帰ってくるまでに整備よろしくね!」「OK、ハニー」
フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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