
韓国メーカー・アカデミーが完全新規金型で送り出した「1/48スケール 零戦ニ一型」。以前パーツ表面を中心ごお届けしましたが、今回は実際に組んだ感想をお届けします!! 世の中には表面はバキバキにかっこよくても、組んでみるとパーツが合わない! 組み立てで泣くなんてプラモも沢山あります。さぁ、アカデミーの零戦はどっちなんだい!!


真珠湾攻撃やミッドウェイ海戦など、太平小戦争の序盤で活躍する日本海軍の戦闘機が「零戦ニ一型」です。日本軍の躍進のアイコンとも言える零戦で、様々なタイプがある零戦の中でも輝かしい戦歴を持っているタイプです。色も灰緑色1色で塗装できるので、初めて飛行機を塗ってみったいという人にもオススメです。
飛行機模型は初めに「コクピット」を作ることが多いです。このキットも最初はコクピット。プラパーツだけでかなりの解像度が楽しめるキットになっています。


ランナーのパーツ位配置が素晴らしいです。同じような場所に使うパーツがまとまった場所に配置されています。それによってパーツを探すスピードもアップするので、組み立てがサクサク進むんです



胴体を貼り合わせた時の精度は、飛行機模型の組み立てでもとっても重要視される部分。ここも素晴らしい精度で貼り合わさります。合わせ目にさっと流し込み接着剤を流せばピタッと合わさります。胴体の合わせ目部分にランナーが配置される「アンダーゲート方式」になっているので、ゲートカットの際にパーツを抉ってしまうと変な空間ができてしまうので気をつけてください。


零戦のお腹にセットされる増槽を取り外しできるようにポリキャップで固定します。またこれによって塗装後に増槽のような大きなパーツをしっかりと接着しなきゃいけないというストレスも無くなります。このような配慮も行き届いています。

このキットは飛行状態や駐機状態、エルロンの上げ下げなどを選択することができます。そのためそういった零戦の可動部でパーツ分割がされているのですが、そのような箇所のパーツの合わせも精度が高いので、パーツの大きなズレや接着のしにくさというものがありません。安心して好きなタイプを選択できます。

外見だけじゃなく、組み立てやすさもすごい「アカデミー 1/48 零式艦上戦闘機ニ一型」。このクオリティは、今後世界中で愛されると思います。零戦というプラモは本当に素晴らしいキットが多いのですが、そこにまた一つ選択肢が増えたことはとても良いこと!! みんなでガンガン零戦を作っていきましょう〜〜!!