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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。本家イギリスメーカーのスピットファイアプラモで乾杯!「エアフィックス 1/72 イギリス空軍 スーパーマリン スピットファイア F.22」

▲スピットファイアは本当に綺麗でかっこいいぜ!!

 週末が楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はイギリスメーカー・エアフィックスが作り出す本家の味を楽しんでいきましょう!! キットは「エアフィックス 1/72 イギリス空軍 スーパーマリン スピットファイア F.22」。2012年に発売されたキットが、先頃新たなデカールをセットして新商品として店頭に並びました。グリフォンスピットのかっこよさを速攻で手に入れたいならぜひお勧めしたいプラモです!!

▲この赤い箱にかっこいいイラスト。これだけでお家の棚にスッと納めたくなります

 グリフォンスピットというのは、搭載されているエンジンである「グリフォンエンジン」による愛称です。当初搭載されていたマーリンエンジン(これも超優秀なエンジン)から、より強力なエンジンを積んだスピットファイアなのです。国内メーカーのスピットファイアはマーリンエンジンを積んだタイプのものが多いので、タミヤでマーリン、エアフィックスでグリフォンなんてコレクションを楽しむこともできます。スピットファイアは各バリエーションごとに微妙な差異があるので1機作ると、さまざまなバリエーションが作りたくなる魔法の戦闘機です。

▲パーツ数はシンプル。エアフィックスの1/72スケール スピットファイアは、箱を開けた瞬間に「すぐ形にできそう」って思わせてくれる魅力があります

 箱を開けてびっくりしたのがプラスチックの質感。エアフィックスならではのライトブルーグレーの成型色はそのままなのですが、プラスチックが硬いのです。エアフィックスといえば少し柔らかくて粘りがあるプラスチックなのが特徴。大型モデルなどでは硬いプラスチックがたまにありましたが、このキットも硬質系のエアフィックスでした。

▲2022年版のMk.22にはイタリアのデカールメーカー・カルトグラフ提供のデカールがセットされます
▲翼のフチは薄くてシャープ。光が透けているのがわかります。筋彫りやリベットも繊細ですね
▲コクピット付近の薄さ!!

 エアフィックスの他のスピットファイアキットよりも筋彫りは細めで、各パーツも結構薄い。かなり攻めているプラモに仕上がっているのがわかります。光が透けるくらい薄い部分は、組み立て時に破損しないように気をつけましょう〜。

▲5枚翅のプロペラは1パーツ! 切り離すだけで完成!! 嬉しいぜ
▲エアフィックスプラモの嬉しいのがこれ。同スケールのアニキがほとんどのキットに入ってきます
▲組み立て工程は、超オーソドックス。コクピットを胴体で挟み込んで、胴体と翼のパーツを合体させていきます

 トリッキーな組み立てはありませんので、サクサク形になります。飛行状態、駐機状態を選択もできますよ!

▲キャノピーは開閉状態を選択できるパーツがセットされます
▲1時間でドゥーン!! かっこいいグリフォンスピットが爆誕だ!!

 癖のない組み立て方法、各部のシャープなモールドや形状を楽しめる「エアフィックス 1/72 イギリス空軍 スーパーマリン スピットファイア F.22」。グリフォンスピットをまだ作ったことがない人、エアフィックスのプラモをまだ作ったことがない人には最高のプラモです。このキットからスピットの歴史を遡っていくなんてのももちろんあり。年末年始のモデリングにもオススメしたい本キットを、ぜひゲットしてください!!

<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ</a>/nippper.com 副編集長
フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。

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