つかもうぜ! DRAGON BALL!!
なんとー! プラモを作るというのは願いを叶えることだったのかー!ということで、装い新たに発売された『Figure-rise Standard 孫悟空(NEW SPEC Ver.)』の箱を開けたら、とびきりZENKAIパワーを感じてテンションMAXに! まずは七つのドラゴンボールを集めるのだ。さすれば頭と体、四肢を迷う事なくプラモデルが完成するだろう。ニッパー1本でパーツを切りだし、パチ組みで悟空に会いにいける!
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』のBlu-ray&DVD発売、そして配信開始がはじまった今、この悟空プラモをエンジョイするには絶好の機会。
そう、上映当時「全世界興収No.1獲得!」と話題になった本作。正直いって半信半疑で劇場へむかった自分だったのですが、冒頭から「マジで鳥山明。ドラゴンボール愛がスゴい!」と仰天。おもてなしがスゴかった。オレたちが見たかった鳥山明だったし、鳥山明がつくりたかった映画なのだと想像できる。結果、めちゃくちゃプラモデルがつくりたくなった。
「よっ!おめぇひっさしぶりじゃねえか!」と悟空の声が聞こえてくるような鳥山明スマイル。そう、ドラゴンボールの魅力はシリアスな超絶バトルだけではない。冒険の最中のドタバタ、仲間や家族とのワチャワチャやズッコケ、この笑顔をかいま見るシーンに心地よさを感じていたはず。そんな鳥山明作品の魅力の核を思いださせてくれたプラモデルであり、そして最新映画でした。観て、つくって欲しい。
なによりこのプラモデル自体がスゴい。筋骨隆々とした上半身だけでも、全宇宙最強を目指す「でけぇ気」を感じる造形。それを組み上げていく過程においても、完成してからの超絶可動においても、他にはない魔訶不思議アドベンチャー連続のキットとなっています。今回はその辺を割愛しますので、皆さんには是非ともこのキットを手にしてもらい、体験してもらいたい!
最後に。プラモデルファン、鳥山明ファンとしては鳥山メカがもっと造形物として、プラモデルとして世に放たれても良いの思う。今回のドラゴンボール超スーパーヒーローの劇中においても鳥山メカがふんだんに登場します。ぜんぶプラモデルになってもいいくらいルッキングットなメカばかりだった。キット化を望む。
鳥山メカをもっとプラモデルにしてくれー! 神龍ー!
「つくる」をテーマに、世間話をしています。