ビッグorスモール。「大きさ違いのそっくりさん」をタミヤの箱に見出す話。

 「いきなり自分にそっくりのフィギュアをもらったらどうする?」……こんなおかしな考え事を疑似体験ができるプラモデルがあります。しかも、なんか微妙に大きかったり小さかったりする。

 タミヤのミリタリーミニチュア 1/48 ストームタイガーの戦車兵はこのスケールの中で実はかなり珍しい存在。3Dスキャンを用いた立ち姿の戦車兵で、防寒服などを着ていないものをさがすとこれくらいしか見つからないのです。この出来の良い立ち姿の男性は1/35サイズの「ドイツ国防軍戦車兵セット」というプラモデルのなかに全く同じポーズのプラモがあります。詰め合わせのなかから1人だけ小さくなって、戦車のプラモの箱に忍び込んでいる、面白いやつです。

 ドイツ国防軍戦車兵セットから同じポーズの兵士を組み立てて並べてみると、「姿形は一緒なのにサイズが違う人間が立っている」という面白い状態になりまます。そして、どちらかの気持ちになってじっと眺めてみると不思議な気分に。なにせ、小さい方の気持ちになってみると自分よりもやや大きいそっくりさんが突然現れる。反対に大きい方の気持ちになっても「なんか俺より小さい俺がいる……」となることでしょう。

 より同じような見た目になるように塗装をしたのだけど「似せる」というのが結構難しい。しかし、塗るということは対象をしっかり観察する必要があるので、そのおかげで拳銃の位置が2人で異なることに気づけた。調子に乗って大きい方はベルトのバックルを塗ってしまった。後で小さい方も塗ろう。

 もし自分よりも微妙に大きかったり、小さかったりするそっくりな人形をもらったら……と思うと変な笑いが出てきます。「なんで同じサイズじゃないんだよ!とか言いながら、笑ったりすることでしょう。とりあえず私だったら、もらった人形と全く同じ服装をして、並んで写真を撮るかな。

<a href="/author/crisci4mens/">クリスチ</a>
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。