先日開催された「タミヤフェア2022」での息子へのお土産として、「タミヤ ミニ四駆 1/32 トヨタ ランドクルーザー(チームACP 1990年パリダカ仕様)」を買いました。息子はトミカでもオフロード車でよく遊んでいるので、これは良いぞ! と見た瞬間に思いました。そして帰宅するなり、親子でのパリダカがスタートしたのです!!!
帰宅するなりタミヤの紙袋の中を覗いてきた息子。「車、かっけぇ!!!」と目はキラキラ。手渡すと、居間のテーブルの上にあったものをどしゃ~~~っとよけてピットイン!! ここに荒くれドライバーが爆誕しました。「まぁ落ち着け」と、ニッパーや工具を渡すナビゲーターもゴリラ(私)なので、モストデンジャラスコンビであることは変わりありません。無事完走できるのか……
パーツの切り方から教えてみると、スポンジが水を吸うようにどんどん吸収していく……。今までとはなんか違うぞ。5歳にもなった息子の成長をニッパーを扱う所作から感じ取り、ナビゲーターの目には涙が……。
タミヤのパリダカミニ四駆は、プラモゴリラ2世を爆誕させたのでした。プラスチックをカットしている時と、軟質のタイヤをカットする時の感覚の違いや、ホイールにタイヤがぐっとはまった時の感触がとっても楽しかったみたい。そう、プラモの組み味とかは教えなくてもタミヤが教えてくれる。ミニ四駆という最高の模型が、作ることの楽しさ、なぜ物を作ることが楽しいのかを体験で教えてくれる。あまりに楽しかったみたいで、息子のお気に入りおもちゃスポットにそっと置かれていたランクルの姿を見ながら、親父は酒を飲むのでした。無事、親子でパリダカを完走したのでした。おしまい。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)