超スピンで塗料撹拌しまくり!/グリーンスタッフワールド ペイントシェイカー レビュー。

 あきらかにボトルの上下で色味が違う塗料。中で成分が分離しておりますね。こういうのはちゃんと撹拌しないと使えません。棒を突っ込んでかき回したりステンレスボールを放り込んでガシャガシャ振ったりしてなんとか撹拌するわけですが、海外製の水性塗料は空気と反応して変質するのを嫌うので(またこういう目薬みたいなボトルだと棒を突っ込むことも難しいので)、なんとかして中身をシェイクしなければいけません。

▲明らかに蓋の上に塗った見本の色よりも赤みがかったオレンジが出てくる。
▲ゴムのアタッチメントにボトルを装着!

 グリーンスタッフワールドより発売された「ペイントシェイカー」はちょっと引くくらいのスピードでボトルを回転させるツールです。USB充電可能なバッテリー内臓。事故ったら部屋が塗料まみれの大惨事間違いなしなので、本当にちゃんとセットされているかどうかしっかり確かめてご自身の責任でお願いしますホント。

 途中で上下に振ったり逆さまにしたり、ブイーンブイーンと回し続けると確かにボトルの中の塗料が撹拌されました。正直回転だけでは混ざらないっすね。ちゃんと手で上下に振ってからペイントシェイカーにセットしたほうがいいです。とはいえ、ちゃんと手でシェイクして沈殿物を塗料の中で舞い上がらせてから回転させるとかなり滑らかに混ざり切る感じです。

▲どう見ても白の成分が沈んでいるサーモンピンクの塗料。
▲ブイーン
▲あ、ちゃんと白の周りに赤い顔料が回り込んで混ざっている!

 ゴム製のアタッチメントは大中小の3種類。ボトルの太さに合わせて選べます。ただし!ガイアノーツの15mlボトルは中だと細すぎて、大だとジャストフィットのあまり高速回転するとボトルが浮いてきて今にも発射しそうになります。危ない。ガイアノーツの塗料にペイントシェイカーを使うのはやめよう。

▲シタデルカラーにもイケます。

 いろんな状態の塗料を試しましたが、正直「新鮮な塗料ほどよく混ざる」という当たり前の結果に。たとえば中で溶剤が揮発していてドロっとしているとか、分離が激しく進んでいるものにほとんど効き目がありません。シタデルカラーを始めとした海外製水性塗料の場合は精製水を一滴足してコンディションを保つとか、ラッカー系やアクリル系の塗料ならば専用の溶剤や溶媒液で粘度をサラサラにキープするといった方法があります。

 とにもかくにも、塗料は鮮度がキープされている状態のものをシェイカーにかけてください。分離が進んでいたり、粘度がちょっと厳しいやつは手作業で混ぜましょう。ペイントシェイカーは「新鮮な塗料」と「手で混ぜたのの仕上げ」に使うのが良さそうです。そんじゃまた。

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からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。