【TMS01 30MMウェポン&フレーム用マーカーセット】/提供:GSIクレオス ホビー部
GSIクレオスの模型用マーカーの進化は止まりません。発売当初の性能イメージなんて吹き飛びます。「手軽に塗れる!かっこよく塗れる!!」性能にパワーアップしているので、ぜひ一度楽しんでください。僕は以前記事でも紹介した「30 MINUTES MISSIONS ウェポン&フレーム用マーカーセット」を使って、BANDAI SPIRITSの「30 MINUTES MISSIONS」を塗ってみました。このシリーズの専用マーカーなので、カズと武田の組み合わせ(ヴェルディ黄金期)を味わいます。
「30 MINUTES MISSIONS」初のマーカーセット。機体を塗る通常カラーのセットではないところが素晴らしいのです。このプラモシリーズの特性を分かったセットになっています。
「30 MINUTES MISSIONS」は、同じ機体で成型色違いを発売しています。複数買ってくればパッチワークのようにパーツを組み合わせることで様々なカラーリングを表現できます。ですので、機体のメインカラーはプラの色を使って、細部の挿し色や塗り分けなどはマーカーでやってみよう!! と言うのがこの「30 MINUTES MISSIONS ウェポン&フレーム用マーカーセット」のメッセージなのです。
このペンは、メタリックカラーなど部分的アクセントにちょうど良い色の物は細い芯を使用。グレーやブラックなど、広い面を塗るのに使いそうなものは平芯になっています。
ガンダムマーカーや30 MINUTES MISSIONS MARKER(以下30MMM)塗装のポイントが、「塗り広げる」です。ちょっと塗料を多めに芯に染み込ませます。そうしたら模型の上で多めの塗料を塗り広げるように塗ってください。細かいタッチで描くように塗ると筆跡でガリガリになります。塗り広げるように塗るのです。
細部をお気に入りの色で塗っていったら、このマーカーちょい塗りでぜひとも使って欲しいツールを取り出します。「ガンダムマーカー エアブラシシステム」です。武器やバックパックなど塊のパーツをガンメタルでかっこよくしましょう!
このシリーズのメカは、各部にディテールが多く刻まれています。そこでこのようなディテールを暗い色で塗ると、メカな雰囲気が増大します。特に段落ちと呼ばれている、へこんでいる個所にこのマーカーのブラックを塗るのがオススメです。
成型色を活かしているので、はみ出しも怖くない。はみ出した部分はデザインナイフでカリカリと削り落とします。そんな時は曲線刃が便利。狙ったところをピンポイントで削ることができます。
プラスチックの成型色を思う存分楽しんで、このマーカーでちょい塗りする。そんな楽しみ方をフルに味わえる……。マーカーを使ったことが無い人は、ぜひGSIクレオスの今のマーカーの性能に驚いてください!! そしてどんどん塗装して、あなたも30 MINUTES MARKER MISSIONSに参加してください!!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)