飛行機プラモが簡単にかっこよくなる「真鍮パイプ」のススメ。

▲超お手軽にできる飛行機模型改造のはじめの一歩をお届け

 雑誌やウェブサイトでよく見るプロモデラーの作品は、多かれ少なかれ改造されている事が多い。作品の解像度を上げるために細部を作り込んだり、レジンパーツに置き換えたり。また、飛行機模型(エアモデル)の世界では、機体形状そのものをプラバンやパテで殆ど作り変えてしまう猛者もいて、こうした作品を見ていると感嘆・感動すると同時に「改造」の敷居が物凄く高く感じてしまいがちだったりもする。

 ちょっと「改造」に挑戦してみたいけれど、大それたことはできないし、高価なレジンパーツもおいそれとは買えないというのはよくわかる話である。そこで、エアモデル以外にも応用出来て、比較的安価で、難易度もそれほどではなく、でも完成時の見映えが良くなる改造として、機関銃の銃身を真鍮パイプに置き換えるということを紹介したい。

▲キットのプラ製の機関銃を、真鍮パイプに置き換えただけ!! 一気にらしくなる

 1/72や1/48などの軍用機だと、搭載された銃の銃口が開口されておらず、単なる棒になっていることが多い。1/72ではそのままでもほぼ見えないが、1/48ともなると戦闘機に搭載されるような大口径機関銃の銃口は開口されていると完成時の見映えが良くなる。

 勿論、ピンバイスで穴を空けるというのでも良いが、思い切って真鍮パイプに置き換えてしまえば、プラスチックにはない精密さが表現されてなかなか良い感じである。特にガス抜き穴などがない、単純な銃身のモデルであれば簡単な割に効果は抜群である。

 必要なのは、真鍮パイプ、定規、カッター、カッティングマット、瞬間接着剤、メタルプライマーである。私の場合、ややオーバースケールなのだが、1/48の縮尺ならば20㎜機銃は外径が0.8mm~0.9mmのもの、7.7mmなどは0.3mm~0.4mmの物を使う。

▲真鍮パイプをキットの機銃の長さに合わせてカットして、接着するだけ!!

 まず、置き換えたい銃身の長さを正確に測る。カッティングマットの上で、真鍮パイプをその長さにカッターで切断する。パイプをコロコロと転がしながら押し切ると簡単に切断出来る。それを本来のプラスチックの部品と置き換える。金属なので瞬間接着剤で取り付け、塗装に備えてメタルプライマーを塗装しておく。あとはいつも通り組み上げて塗装する。

▲最初から開口されている真鍮パイプで、さらに説得力アップ!

 機関銃の銃口が開口しているだけでここから弾丸が発射されるのだなという説得力が増すように思えるし、なにより難易度が高くないので、改造はじめの一歩として最高なのでぜひやってみよう!!

Swordsman
Swordsman

仕事の合間に飛行機ばかり制作する1975年生まれのITコンサル。