車模型の内側って、シートがあったり、ドアの内装があったり、ダッシュボードがあったりと、いろいろ塗り分けるところが多いです。こんな時に本当に力になってくれるのがシタデルカラー!!! 隠ぺい力の強さ、速乾燥の快適さでガンガン塗り分けを楽しめます。車内の塗装こそ、シタデルカラーの筆塗りで楽しんでみてください!
ハセガワのサバンナ RX-7のドアの内側は色とりどりでした。ブラウン50%+レッドブラウン50%(茶色と茶色の組み合わせ? なら茶色でもいいよね!?)、マホガニー、レドームが指定されていたのです。完成後覗き込まないと見えないだろうけど、ちらりと見えた時に特にレドームがアクセントになってカッコよくなりそうだったので塗り分けることにしました。早速写真の3色で塗って行きますよ!
レドームの部分を塗り終えるのではなく、次の色を塗りだしましょう。同じ色をずっと塗り塗りしていると、塗膜が厚くなったり、他の色との塗膜を揃えるのも大変です。ぐるぐるとローテーションして塗るのがポイントです。
3色の塗り分けなんて造作もないです。シタデルカラーは隠ぺい力が強いので、はみ出した場合も上から塗りつぶしてしまえば簡単に修正できます。それでは各色の2周目に行きましょう
塗り終えたら、水性プレミアムトップコートでコートしてあげれば塗膜もしっかり保護されます。またトップコート系のスプレーを吹くと、均一にコートされるので、筆塗りのアラも落ちつきます。
シタデルカラーのスミ入れ塗料にシェイドと言うものがあります。それを持っていないとか、別のエナメルや油彩系塗料でスミ入れしたいという時は、一旦「水性プレミアムトップコート」で保護してください。保護しておけば、シタデルカラーがエナメル系の溶剤で溶け出すことはありません。
シタデルカラーは、ゲームズワークショップの非常に細かいミニチュア「ウォーハンマー」を塗り分けるのにチューンされた塗料です。ですので、このような塗り分けが多い箇所、小さなディテールの塗り分けが登場する車模型の車内塗装にはもってこいです! 筆塗りで行けるので、準備も簡単。お水と筆と塗料を用意すれば塗ることができます。ちょっと車模型の車内の塗り分けが苦手だな~って人は、ぜひシタデルカラーを使用して塗り分けてください!! お手軽にインテリアが派手になって超楽しいですよ!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)