ハセガワの「1/24 ヒストリックカーシリーズ マツダ サバンナ RX-7(SA22C) 前期型 リミテッド」の箱を開けると、マッハグリーンと呼ばれるこの車を代表するカラーを表現した成型色が現れます。僕はこの明るい感じのグリーンの成型色がとても気に入ったので、成型色仕上げもいいな~なんて思っていたんです。
そして組み立て前に説明書を眺めていると、工程9番のところでおっかない指示が……。ボディに穴をあける&ディテールは削り飛ばしますのマーク……。これではボディが傷ついちゃう。オレ、不器用なんで1000%ボディに傷をつける自信があるっす!!!
そんな時、模型売り場のヤスリコーナーにあった「ゴッドハンドの割れせん」(勝手に僕がそう言ってます)パックのことを思い出しました!! 「神ヤス! スペシャルパック」です。ゴッドハンドと言うメーカーのとっても使いやすい「スポンジ+布ヤスリ」が33枚入っています。
このパック、マジで最高です。僕は勝手に「割れせん」の延長で考えていて、様々な番手のヤスリ(ヤスリには目の粗さを表す番手と言う数字があります。数字が大きいほど目が細かく、小さいほど目が粗いです)がランダムに入っている物と思っていました(本当にごめんなさい)。こちら「120~10000番までのヤスリ11枚」を3種の異なる厚さのスポンジに貼ったものが、それぞれパッキングされて入っています。ゴリゴリと粗削りする工程から、ピカピカに磨き上げる仕上げの工程まで、このパックだけで対応できちゃうのです!!! すごいセットだ……。
このセットがあれば、俺がサバンナに付けたアニキな傷にも対処できるはず!!! ついでに、金型成型状パーツの表面に現れてしまう「パーティングライン」も一緒に処理してしまいましょう!!
神ヤス!は、スポンジの柔軟性により車のボディの曲面にしっかりとヤスリを密着させて磨けます。ですので、とってもスムーズにヤスリがけできます。
ヤスリをかけたことで、ディテールを削り取った時の傷は消せましたが、今度はボディにヤスリによる傷が……これを目立たなくしていく役目が仕上げ用の「2000番~10000番」のヤスリになります。
番号の少ない順番から使っていくことで、だんだん傷が目立たなくなっていきます。そして表面が磨き上げられることで、プラスチックにも光沢感が蘇ってきます!
ボディがキレイになりました!!! これなら成型色のグリーンを活かしてRX-7 サバンナを楽しむことができそうです。このゴッドハンドの「神ヤス! スペシャルパック」をゲットすれば、いちいち様々な番手のヤスリを探し出すことなく、即座にパーツ磨きをすることができます。超便利なので、ぜひとも1パックゲットしてください!!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)