この色を塗るだけで、一気に存在感が増す、良く見えるという色が模型には存在します。まさに「らしさを放つ」。そして、そのらしさは僕たちを少ない手数で十分に満足させてくれます。今回は単色に塗ったガマゴートに試してみました。これ、塗らずに組んだ成型色のままのプラモに足しても、十分らしくなりますよ。
ビークルを支えるタイヤに色が入るだけでどうでしょうか? 魂が入った感じがしますよね! これで完成じゃんと強く思わせてくれます。それだけタイヤの色と言うのは、車にとってのアイコンなんですね!! さらにもうひとつ、あの部分を強調してあげましょう。
戦車模型の車、通称ソフトスキンと呼ばれる模型を買ってきて組んだら、ぜひタイヤとライトだけ塗ってください。赤のライトなどは、銀に塗った上からクリアーレッドなどを塗ってもいいですね。全塗装するのが大変な人、気軽に車をかっこよく楽しみたい人は、ぜひこの方法で遊んでください! またね~。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)