クフィルC2。遠く離れたイスラエルの戦闘機の存在を知ったのも、漫画『エリア88』のおかげ。飛行機プラモ作ってみたいな~もやもや……ってなっている人は、難しい本よりこの漫画を読むことをオススメします。模型店の飛行機棚がさらにクリアに見えてくること間違いなし!!
先日読み返してたら、やっぱり作りたくなっちゃったのよ! そんな中でセレクトしたのがクフィルC2。主人公のシンが搭乗するうちの1機で、『エリア88』に登場する飛行機でも人気が高いっす。デルタ翼ってかっこいいのよね~~。
『エリア88』は、雇われパイロットである傭兵部隊のアニキたちが奮戦するお話っす(松木安太郎御大ばりの解説なのでググってね)。そんなところに自分も参加することになってしまったら……気分は完全にシン・カザマですね。フミ・テシンです(冒頭でいなくなりそうですね)。さぁ、まわしていこうぜ!!!
残すは……俺の機体にするだけ!! フミ・テシンのカラーはこれで行くぞ!!! マッコイじいさん。いくら必要だ?
俺が『エリア88』で戦うなら、自分のアイデンティティだけは捨てないでしょう!!! 俺の機体には日の丸が必要だ!! デルタ翼に飛び切りデカいのを貼ってやろうぜ。
ゲームや漫画、映画と言うメディアは、僕たちにいろんなアイディアをもたらしてくれます。好きなように作ってみようと思っても、アイディアの種が無いと、なかなか怖いもんですよね。『エリア88』や『ガルパン』、はたまた最近盛り上がっているバントウスペースで聞いた車の話などで妄想し、プラモを作ることは最高に楽しいことです。
僕は今回、好きな色と自分が乗るなら日本のマーキングを入れてみたいな~という思いに一直線で、パーツ整形もなんもせずに、缶スプレーとデカールで楽しみました。2時間くらいのモデリングでしたが、いつもの模型と何ら変わることが無い楽しさを、思いっきり味わうことができました。もし、いつか作ろうかな~と積んでいるプラモがたくさんあったなら、その中のひとつを気軽に作ってください。絶対に楽しくて、さらにそれがカンフル剤となり、また模型を楽しみまくれるようになりますよ!!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)