素敵なアニキたちをプラモにしてくれているメーカー、ICMに俺が望んでいたアニキがいました。バチバチのベトナム戦争アニキなんだけれど、みんな普通の人になれるセットです。頭がヘルメットじゃない!! 平和な場所に行ける!!! 最高だぜ。
ミリタリーウェアは街着としても定着していて、意識していなくても実はそれ、ミリタリーウェアがもとなんですよという服がたくさんあります。だからこそ、頭部が大事。ここがヘルメットだと戦闘真っ最中不可避なのです。今回のICMのプラモの素晴らしいところはまさにそこ!! 日常の延長線である帽子と、戦闘の証であるヘルメットが分けられて入っているのです。
このアニキが、上下で着用しているベトナム戦争のジャングルファティーグは大人気。今年も様々なブランドがジャングルファティーグのデザインを基に、色を変えたり生地を変えたりして発表しています。だから好きに塗っちゃっていいんです。
僕はその中でもやっぱりオリーブが好き。だから上着はオリーブにして、下のファティーグパンツをネイビーに。キャップもネイビーにして、上着を同色で挟むというコーディネートの基本を取り入れてみました。と言ってもいつも自分が着ているような配色です。
トーネードのエンジンの前でこんなポーズ。素敵です。全身戦うためのウェアなのに、こんな遊び方ができるプラモって本当に楽しいです! みんなも、そんな普通の人たちになることができるアニキたちを見つけたら、自分の好きな色で塗ろうぜ!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)