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たった2ヵ所を塗るだけで、塗装の楽しさに目覚める仕掛けが用意されたプラモデル。「フジミ ホンダ CT125 ハンターカブ」

▲たった2か所塗っただけで、プラモを塗装する楽しさの虜になる!!

 フジミ模型の最新バイクプラモ、「ホンダ CT125 ハンターカブ」。完成しました! このプラモ、成型色(プラスチックの色)による色分け&プラのツヤ感による質感の違いが施されているので、組み立てるだけで超かっこいい。接着剤は使用しなくても組み立てることができる仕様なので、ぱちぱち組めます。さらに、組み立てるだけでなく、模型の楽しみである「塗装」のエントリーも準備されたとっても良いプラモなんですよ。

▲本キットの特徴はこちらのリンクから読んでみてね
▲色分けだけじゃなく、パーツの中にはツヤがしっとりしたものや、テカテカしたものまであるのです!
▲組み立ては難しさゼロ。パーツがはまらない!! なんてことも無く、スイスイと組んでいけます

 このプラモ、説明書内に実車の解説が散りばめられていたりして、組みながらハンターカブのことに詳しくなれます。そして、それ以外に「ここだけ塗るとかっこいいよ」って部分も教えてくれます。実際にそのアドバイスに乗ってみましょう!

▲スポーク部分を「シルバー」で塗装すると良いらしい! 成型色も銀と相性の良い黒だから、そのまま筆塗りしちゃいます!
▲銀が輝いて、テンションマックス! 水性ホビーカラーは瓶の状態がすでに筆塗りに適しているので、よく混ぜたらそのまま筆塗りしちゃいます。どんどん見映えが良くなってきて、楽しいぜ! 銀のマーカーでもいいよ!!
▲チェーンはガンメタルで塗るんすね。水性ホビーカラーなら、国鉄色を使えば互換できます
▲おおお! 本当にチェーンみたいになる。実際の物の雰囲気に近くなる……この味わいは塗装の楽しさのひとつですよね

 「スポーク」と「チェーン」だけ塗ってみよう! というアドバイスのもと出来上がったホンダ CT125 ハンターカブがこちら~~。各部のマークは、付属するシールを貼っています。シールなんでピンセットで剥がして貼るだけでいいので、お手軽っす。

▲たった2ポイント塗るだけで、このかっこよさ。そして簡単な塗装で、効果抜群な結果を体験できるので、塗装の楽しさを実感することもできます

 フジミ模型のハンターカブは、組むだけで多くの人が満足できるというキットですが、その中にも今後の模型製作が楽しくなっていけるような要素がきちんと盛り込まれています。工具も使うし、もう少しかっこよくするための塗装箇所も指摘している……。工具無し・接着なし・塗装無しの無し無しプラモもサクッと楽しむには良いですよね。でも、ちょっとだけ自分のこだわりを乗せれられるフジミ模型のハンターカブは、模型製作の楽しさと今後もプラモを作りたくなるような気持ちにドライブさせてくれるプラモです。超楽しいので、記事読んだら絶対作ってね!!!

▲組んで、シール貼って、ちょこっと塗るだけで、こんなにかっこいいプラモがあなたのお部屋にやってくる。最高っしょ!
フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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