

今回ご紹介するこのイージス艦は、海上自衛隊の防空の要となる特別な艦船! まるで新幹線がデビュー直後にNゲージで発売されるのと同じように、イージス艦は海上自衛隊のフネのなかでも特別な存在なのです!

このはぐろは、2021年3月就役というピカピカの新鋭艦一年生です。日本には「こんごう型」、「あたご型」、そして「まや型」と3タイプのイージス艦がいますが、この「はぐろ」は「まや型」の2隻目にあたり、イージス艦全体としては8隻目に就役したフネになります。「まや」は2020年3月に就役して、2021年4月にピットロードがプラモデルにしています。そして同型の「はぐろ」は2021年12月キット化です。就役したその年のうちに発売されるほど、特別な存在なんですね。

中身はこんな感じ。細かい部分が多少あるものの、かなりシンプルにまとまっています。装備品は「NE10」という2018年に発売された別売りの装備品セットのランナーが同梱されています。これもとても高精度なパーツなので、組み立てるときにはピンセットを用意しましょう。

「ピンセットが要る」なんて言うとちょっと大変なように思えますが、箱の中身を見てください。上部の構造物はもうガッチリと完成してありますから、艦船の姿にするのはめっちゃ簡単なんです。合わせ目も目立たない位置に追い込んでありますから、特別な工作もほとんど要りません。

マストはレーダーに映りにくいような形状になっています。ここは水平垂直を出すのがちょっとだけ大変ですが、これができればもう怖いものはありません。

細かいディテールがびっしりです。写真で撮って映えるような感じで刻まれていますね。よく見ると階段を伝って艦橋の上まで歩いていける導線が見えるくらいハッキリ彫刻されていますね。

上部構造をかぶせると見えなくなるヘリコプターの格納庫も内壁のパーツがあります。こういうのを見ると、格納庫をシャッターパーツでふさぐのがもったいなくなりますね。

細かいパーツを植えるようにつけていけば、あっという間に完成します。CGで描いたようなシャープな艦橋、すらっとした細長い船体、フェイズドアレイレーダーの八角形、他の艦船とはまた違う独特の部分が多いのがイージス艦です。艦底パーツをつけなければ喫水線モデルとしても作れます。

レーダーを備えた艦橋と、垂直発射装置、そして5インチ単装砲、攻防一体の装備が整った艦首です。艦底があるとバルバスバウの膨らみも見えて画になる角度ですねえ。

ヘリ甲板のディテールもなかなかです。SH-60もローターを畳んだ状態と広げた状態の選択式で、今回は格納庫に入れられるように畳んでおきました。
新しくて作りやすい護衛艦は、このはぐろが現在ナンバーワンと言えます!! 超速で立体化されたこのキットに応えて、僕らも超速でキットを組み立てようではありませんか!!!