
最近『OBSOLETE(オブソリート)』というアニメを観た。YouTubeで観られる。細かい設定は各々アニメを観てもらうことにして詳しく語らないが、急に異星人が便利なハイテクロボットを安価に売りつけてきたら世の中どうなっちゃうのか、という話。メチャクチャ面白かったのでプラモデルを買ってきた。1/35即席戦闘用エグゾフレーム2体セットだ。

パーツは基本的にはめ込み式。一部接着剤を使用するところがあるのだが、その使わせ方がうまい。

こういう小さいパーツははめ込み式にするよりも流し込み接着剤でくっつけられるようにした方が楽だし、剛性がでて後で遊びやすい。こういうプラモ増えるといいね。
劇中、異星人のロボは人間の乗り込む(というより名前通りの「外骨格」に近い)二足歩行兵器に改造されたりする。写真のマシンはアフリカ某国の内戦で使われているため、簡素な幌しかついていないデザイン。武装のロケットもボンベを使った粗悪な作りということになっている。

このボンベを改造した兵器、ちょっと調べるとわかるのだが実際にシリアの内戦で使われたヘルキャノンをモチーフにしているのだとわかる(というか箱にもHell Cannonと書いてある)。こういう実際にある火器で、しかもそのチョイスが安易にライフルなどではなく、安く作れて威力が大きいヘルキャノンなのがすごくリアル。
こういうギミックのおかげで「異星人のロボットだけがフィクションで、それ以外は我々の世界と地続きだ」と思わせることに成功している。むしろ、こういう革命的なことが現実にも起こるのかもしれない……とすら、つい考えてしまう。だって、今を生きる僕たちはひとつの要因で世界が一気に変わるのを目の当たりにしているのだ。もし本当にこういうロボットがあったら自分は何に使うだろうか。そういう妄想をするのも楽しい。

フィクションの比率が高いプラモは自分のイマジネーションで自由に遊べる楽しさがある。それに比べてエグゾフレームはやや硬派な印象があるかもしれないが、その分いろいろ調べたり、自分のリアルな経験や知識を入れ込みながら情景を作れる楽しさがある。
幸い1/35スケールには現実の重機や兵器をモチーフにしたプラモデルがたくさんあるので飽きずに遊べそうだ。エグゾフレームのおかげで1/35のプラモデルに対する認識が自分の中で少し変わった気がする。劇中でエグゾフレームが世界を変えたように。