「世界イチ乱暴に扱ってよい筆」で、俺のエグゾがカッコよくなる!!

▲YouTube Originals配信のリアルロボットアニメ『OBSOLETE(オブソリート)』で、アメリカ海兵隊が使用する最新鋭のエグゾフレーム「USMC AREX-03 トード」
▲兵どもが夢の跡
▲使い切り……筆?今回は平筆、面相筆を用意。平筆は先が斜めにカットされたものもあります

 安価でバンバン使っては交換できる筆という模型&工具メーカー・ウェーブの「使い切りタイプ筆」。これまでnippperで紹介してきた筆たちとは全く異なる性質。だって捨てていいんでしょ?そんな工具あります?どんな筆やねん!!でも使い切りと言われるとなんか気軽な感じになりますね……。

 そこでこの筆を使って、グッドスマイルカンパニーの「MODEROID アメリカ海兵隊 エグゾフレーム」を2時間で完成させてみようと思います。帰宅後の模型製作、週末のプラモタイムにピッタリですよ!!!

▲『オブソリート』のプラモの面白さが速攻分かるこちらの記事も一緒に読んでね!
▲まずは、以前nippperで紹介し大好評だった「水性プレミアムトップコート」から半光沢を使用します。プラスチック感がなくなるのと、この後塗る塗料の食いつきが良くなるっす。お外でいっき吹き!!!
▲ランナー状態で、GSIクレオスのMr.ウェザリングカラー グランドブラウンを平筆でガンガン塗ります!!
▲全外装がどしっと汚れました。このままだど廃棄エグゾになってしまいます。ここで専用うすめ液の出番です
▲専用うすめ液を使用し、パーツを洗うように筆を動かしていきます。使い切り筆ですので、筆のダメージなど気にせずガシガシいっちゃいましょう
▲次は面相筆で細部も塗ってみます!細かくて無理そうだな~ってところは無理しない!やれそうなところをチョンと塗ってあげるだけでも愛着が湧くもんです
▲数パーツ塗っていくと穂先が暴れだしてきます。筆先が暴れたらありがとうと言うお気持ちでゴミ箱へ。どんどん新しい筆に切り替え、整った筆先で攻めていきましょう!
▲使い切り筆最大の活躍は「ドライブラシ」!!筆のダメージとかも気にせずに扱えるぞ!!グレーを平筆に含ませたら、筆先がカサカサになるまでペーパータオルで拭います
▲パーツの角部分にカサカサっとブラシをこすりつけるッ!!こすりまくって使い物にならなくなっても安心!!使い切りだから!!
▲固まった!
▲やー!次!next!!

▲できた!!!俺だけのエグゾフレーム!!!ドライブラシのようにガシガシ筆先をこすりつけたり、溶剤を多用するウェザリング作業など筆を痛めてしまうような作業には大活躍するっす

 使い切りと謳ってこちら側の気分も気楽にしてくれる筆。正直筆がだめになっても良い作業などはこの筆の独壇場!汚し塗装の他に、筆が即死の危険があるパテ盛りなど適材適所で使用すると一気に存在価値がアップしますので、ひと袋持っているとあなたの模型作業の効率もアップすると思いますよ。

▲使用したマテリアルは、水性ホビーカラーのグレー、Mr.ウェザリングカラー グランドブラウン、Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液、水性ホビーカラーうすめ液

■ウェーブ フィニッシュプロダクツシリーズ 使い切りタイプ 面相筆 12本入 450円
■ウェーブ フィニッシュプロダクツシリーズ 使いきりタイプ ミニ平筆 10本入 450円
■ウェーブ フィニッシュプロダクツシリーズ 使いきりタイプ ミニ平筆 ななめカット 10本入 450円

■グッドスマイルカンパニー MODEROID 1/35 アメリカ海兵隊 エグゾフレーム 2091円

©PROJECT OBSOLETE

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フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。