

プラモになるモチーフには「ここが美しいと最高!!」というべき大トロの様な部位が必ずあります。そしてそのパーツを真っ先に見てふんふんしてしまうのが僕らプラモアニキの生態でもあります。そんな僕らの生態をギュンギュンさせてしまうパーツを先日発見しました。新発売となった「フライホーク 1/72 SBD-3 ドーントレス」です。

ミッドウェイ海戦において急降下爆撃により日本軍の空母を葬り去った立役者として歴史に名が刻まれている名機っす。この機体、急降下爆撃を支えるダイブブレーキが本体とも言えます。実際のブレーキパーツには無数の孔があるので、これを綺麗にインジェクションで成型するのがすごく大変。丸モールドで表現したり、エッチングパーツで超繊細なパーツにしてみたりとさまざまな方法が取られてきました。店頭でこの新キットを見た時にも、ダイブブレーキのことで頭がいっぱいになり、店員さんに頼んでレジで箱を開けてもらうことに。そしたらもうそのままお会計です。俺の心にブレーキをかけることは不可能でした。レジで箱を開けてもらうとゼロ距離会計ができますのでおすすめです。

パーツを切り離すのは、他のパーツよりも一手間かかりますが、デザインナイフで3〜5回くらいなぞれば綺麗に切り出すことができると思います。それだけでこのダイブブレーキのパーツが手に入るんですからフライホークさんありがとうという気分です。この飛行機に対してユーザーが何を求めているのか、それを考え自分たちなりに工夫して成型したものをユーザーに委ねる……。ダイブブレーキのパーツでフライホークと僕たちのキャッチボールが行われるこの感覚こそ、プラモを作っているなという感覚になります。パーツを簡単に切り離すことだけでは得られない体験と成果物が目の前に現れることって本当に楽しいですよね。2022年はミッドウェイから80年。このプラモを作りながら、太平洋戦争における最大のハイライトをもう一度追いかけてみようと思うフミテシでした。またね〜。




