足回りで測るステータス/GSIクレオス Mr.ウェザリングペースト

▲色々ウェザリングをした結果、車体はなんとなくそれらしくなってきました。

 貴族を騙る詐欺師を見破るには靴を見るといい。本当の貴族というものは没落したとしても宝石や服ではなく、靴にこそお金をかけるものだ。

 と、ホームズかポアロのどっちかが言っていた記憶がある。実際、ホテルマンやホステスも客のステータスを測る基準に靴等の足回りを挙げるらしいが、ワイは高級ホテルにも夜の街にもとんと縁のない暮らしをおくる庶民なので、今日も閉店セール特売2足セットで買ったスニーカーで徘徊する日々です。みなさんはいかがでしょうか? 左様でございますか。

 が、そんなワイにだって足回りに気を配る事がある!

 車体の塗装も終わり、ちょこちょこ作ってたジャンボも足回りを残すのみ。道なき道を走破する戦車だけに、こいつの足回りはちょっといい感じに仕上げていきたい!いくぜ!

▲真鍮線はキャタピラ上面がどうしても浮き上がるので抑えとしてぶっ刺しときました。

 しかし、サーフェイサー(下地塗料)を吹いて黒鉄色で基礎塗装は終えたものの、この後どうしたものか…ドライブラシでエッジ強調するのが一般的っぽいけど、ドライブラシ苦手なんだよなぁ。(拭き取りが十分でないとベタってなるし、拭き取りすぎると何にも塗られないし……)

 よし、こういう時は先人の叡智を検索……。

 ふむ、塗るだけとな。これならできそう!

▲こいつで決めるぜ!

 というわけで、いくつか種類のある、「GSIクレオス Mr.ウェザリングペースト」中から一番土っぽそうな”マッドブラウン”を選択。初めて使うマテリアルなのでどんな感じかちょっとドキドキ。

▲ 開 封 !

 Oh……コレは幼少期に田舎の道端でよく見たアレによく似ている、というかアレにしかみえない。牛さんの落とし物……。これホントに塗って大丈夫かなぁ。

▲多少のためらいの後、思い切って塗りたくる…ぞ
▲塗った端から乾燥が始まり色が変わっていく。おおお 土だ!

 おお、塗ると数分で乾燥し、見事に土っぽい感じに。最初の印象がアレなだけに、なにかの魔法のようだ。すごい。畑のトラクターがちょうどこんな感じの土感だったなと思い出しながら塗る。うーん 幼少期は人間よりも家畜のほうが多い様な辺境の地を呪ったものだが、何が役立つかわからぬものだ(いや、生まれ変わってもう一度あの土地でリスタート となったら全力拒否だが……)。

▲荷物やアンテナもワイヤーで固定。結び方は適当。
▲別途、仕上げていたフィギュアも載せて完成。

 なお、ウェザリングペーストが剥がれないように……と、つや消しクリアー等を吹いた結果、ペーストの定着率はあんまり変わらない印象で、クリアーによって土の乾いた感じがなくなり、ちょっと湿った感じになりました。使用の際はご留意すると吉かと。

 とまぁ、いろいろありつつもこんな感じで足回りもビシィッと決まって完成!

 冒頭で”ステータスは足回りで測られる”と書いたが、この足回りを評価するなら……そうさな、この泥まみれの美しさが判るワイこそが最高ステータスの5つ星よ。ガハハハ。

コピルアク
コピルアク

本業はゲームとか作る人だが、趣味のプラモを職場に飾ると「君の作るゲーム内容より良くできている」だの、「別の道行ったほうがよくない?」などと周りから言われる39歳会社員。