最高の箱絵の中には最高のプラモが入っていました。/「タミヤ 1/35 M60A1 リアクティブアーマー」

▲ファンタスティック!!! これぞ現用戦車のゴチャメカ感! アメリカ、最高!

 車両単品だけをシンプルに描いたパッケージにも関わらず、増加装甲が鎧の如く砲塔に張り付けられたその姿と迫力に僕の心はがっちりキャッチされてしまいました。タミヤミリタリーミニチュアシリーズの「アメリカM60A1戦車リアクティブアーマー」です!!!

▲砂漠色にリアクティブアーマーを装備した姿。かっこいいの一言!

 1990年にイラクのクウェート侵攻から端を発し、翌1991年1月17日にアメリカ軍を中心とした多国籍軍によって決行された「砂漠の嵐作戦」で火蓋を切った湾岸戦争。短期間で終結するも、TVを通じて流れる現代兵器による戦闘は多くの人の記憶に焼きつきました。戦争終結後、湾岸戦争に登場した兵器をタミヤは精力的にプラキットで送り出しました。

▲俺たち「湾岸ガイズ」。バンダナにグラサンだぜ

 その一つが今回ご紹介する「M60A1リアクティブアーマー」です。M60シリーズは、M1エイブラムスと共にアメリカ軍の主力戦車として配備され、陸軍・海兵隊で使用されました。M60は1965年に配備されて以降常に改良が続けられます。このキットの最大の特徴のリアクティブアーマーも、どんどん進化する対戦車ミサイルに対する強化策として採用されたものでした。

▲箱を開けるとどでかいパーツがわんさかわんさか!!!
▲このアニキと〜

▲このリアクティブアーマーパーツが本キットのメインディッシュ!

 キットは1988年に発売された「アメリカM60A3戦車スーパーシャイアン」のパーツをベースに、リアクティブアーマーやフィギュアを追加。シャーシ部分の車体は1970年に発売されたモーターライズモデルと共用。しかし、サスペンションアームを別体にしたりして精密度をアップ。足回りはなかなかのパーツ数で本キット最初の山です。

▲運転席も一部再現。車体ハッチが可動するので完成後も中を見ることができます。モーターライズ版の名残で、金属シャフトも使用しますよ
▲A4サイズのカッティングマットを独り占め! 車体上部パーツはめっちゃでかい
▲一体化されたモールドもいい感じ

 車体と砲塔は増加装甲やオプションパーツを貼りまくります! シンプルでつるんとしたパーツがガシガシと戦う姿に変貌していくので、楽しくて組むのが止まりません!

▲リアクティブアーマーを取り付けるために1mm孔と1.5mm孔を開ける必要が出てきます。ドリルを準備してね!

▲オリジン弁当のでかいおにぎりを持った時と同じ感動が……1/48スケールの戦車の車体くらいのボリュームがある砲塔

 ここからが砲塔のお色直しスタート! みなさまゆっくりとご歓談ください。

▲鋳造の歪な砲塔に、何やら板状のパーツが取り付けらました。ここがリアクティブアーマーの取り付け場所です
▲主役のご登場です!!! パーツの裏にはフレームパーツがそれぞれ貼られています。これを砲塔に取り付けますと〜
▲ファイナルフュ〜〜〜〜ジョンッ!! 激ヤバなかっこよさが爆誕です

 車体、砲塔に次々とリアクティブアーマーをつけていく瞬間は本キットのハイライト。パーツ精度も良く、ピタピタと鎧がついていく感じはまさに合体ロボの合体シークエンスのよう。アーマード大好き!

▲カッコよくてお外に持ち出してブンドド。車両もほとんどデザートイエロー1色だし、履帯パーツも黒いので、本キットは極上の刺身と言えますね!

 こんなにゴツくてかっこいい車両もタミヤMMにはラインナップされています。最近は第二次世界大戦時の車両のリバイバル的なラインナップが中心ですが、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争など大きな節目節目の時にタミヤは時代を映したプラモをキット化しています。組みやすくて買いやすい、そんなタミヤMMの現用車両もこの夏ぜひ楽しんでみてください。

 また今回の写真は全てiPhone12で撮影しています。「寄稿したくても写真がな〜」という読者の方、お手持ちのスマートフォンでも大丈夫! 電気をつけて明るくし、カメラの範囲設定を「16:9」にセット!(スマホのカメラメニューをいじるとスマホ撮影がグレードアップすること間違いなし!) 後はカメラを「横向き(これめっちゃ重要。本サイトは横位置写真が基本になっています)」に撮影してください。100円ショップに売っているスマホ用三脚があるとさらに綺麗に撮影できます。スマホ写真でも大丈夫! ぜひ机上で楽しんだあなたの体験をまとめた記事お待ちしてます! 撮影する時、ある程度だけは片付けてね。ライブ感丸出し全裸フォトは人の心をざわつかせますよ。それでは!

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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。