プラモは組まずとも塗らずとも積んどくだけでも成立するという不思議なアイテムですが、私は「組み立て、塗装したい」派。とはいえ、たまにめんどくさいと感じる時もあります。そんな時は半分だけ色を塗ることにしています。手間が半分で楽ちんだし、成型色のままにした部分はキットの出来の「記録」でもあるのだ。
「半分塗装」の時は、合わせ目も消さないので完成まで早くて楽しい(小さいころって買ってすぐ完成させて実に楽しかったですよね)。
無塗装(奥側半分)のところはGSIクレオスの「フィルタ・リキッド バイオレット」の実験。手前のマーキングはデカールが劣化していて貼れなさそうだったので筆でチョイチョイっと描きましたよ。
せっかくなので奥側の無塗装部分の一部はスターウォーズに出てきた「Aウイング」調でアクセント。武装チョイスは組み立て図を無視したお好みVer.としてあります。
中国の焼き物「唐三彩」が三色迷彩にしか見えなかったのでそれ風に。バリエーションキットだったので足なども好きなパーツを組み合わせています。もはや色もカタチもすべて非対称。子供作の花台?が転がってたのでベースに拝借しました。
この半分塗装、「成型色からどれだけ実物に寄れるか」でも「雑誌のテクの実験」でも「今日はオフな模型作り」、「○○みたいに塗装」などなど、ひとつだけテーマを決めると、とっつきやすいです。
たまには「あえてのちゃんと作らない」、やってみましょうよ。
人造人間キカイダー Blu-ray BOX VOL.1