アニキとサイドバイサイド! 組み立てもワンダーな激アツ飛行機プラモ「エアフィックス デ・ハビランド ヴァンパイア」

▲どうなっちまうんだ〜〜!! パーツを合わせる度にやってくるワンダーボーイ!

 イギリス空軍が生み出した2番目のジェット機にして、シービクセンまで続く双ブームジェット戦闘機の祖「デ・ハビランド ヴァンパイア」に、見事に僕も血を吸われました。このジェット機、めっちゃかっこいいやん。プラモ作る前はそうでもなかったんですよ。このエアフィックスのキットがめちゃくちゃ楽しすぎて、プラモから恋してしまいました。最高です。

▲パーツ数はこんなに少ないです。モールドもくっきりはっきり! シルバー塗ったら墨入れしなくても光の陰影でめっちゃ表情が出そう!!!
▲デカールは発色が良い、イタリアのカルトグラフ製。目に鮮やかですぜ
▲いきなり横並びの複座・サイドバイサイドを組まされます。アニキたち仲良しだし、造形同じでマジ兄弟

 複座の飛行機の中には縦ではなくこうやって、横並びの飛行機もいます。ロシアのSu-27フランカーの発展型爆撃機Su-34なんかは有名ですね。あれはでかい飛行機ですが、このヴァンパイアは一味違います。めっちゃコンパクトです。

▲これが胴体!!! 明らかに小さい! そして実機のコクピット周辺はなんと木製なのだ!
▲この表示見落とさないでね! 機種の中に錘を入れないと、完成後に尻餅をついてしまいます
▲絶対に仲良しコンビじゃないと乗れないよね……教習所の怖い教官はNGだよ

 デ・ハビランド社が開発したこのヴァンパイア。驚異の木製機であるモスキートを生み出したメーカーだけに、ヴァンパイアにもその経験をフィードバック。コクピット周りを木製合板にしています。サイドバイサイドに木製合板とコクピット周辺だけでも要素がたくさんなジェット機です。

 このサイドバイサイド式座席や技術的研究の目的で自衛隊も1機購入していますが、思ってたんとなんか違うなってことで数回テストされたのち、地上教材になったりして、つい最近まで浜松広報館(エアパーク)に展示してありました。

▲こんな短い胴体にエンジンを入れているのもすごいですね。エアインテーク後方には内部パーツも取り付ける設計で空気の通り道を模型で体感できます。ニュルンとパーツがはまる感じが楽しいです
▲主翼上面と胴体が一体になったパーツを上から被せます。胴体の膨らみにエンジンを感じますね。翼と胴体の間に隙間もなく一体感ある形状に仕上がる嬉しい構成です
▲ヴァンパイアのもう一つのアイコンである、ブーム。このパーツ、綺麗な丸みにピシッとモールドが入っていて最高です
▲なんと言ってもこの取り付け! 胴体上面裏側にブームと、ブームについた主脚の接続ポイントがあり、ここに接着。その後このブームを避けるように分割された主翼裏面を貼ります。普通の飛行機模型にはない組み味を楽しめます
▲完成! クリアーの窓枠パーツのフィッティングもバッチリ!

 完成すると手のひらサイズのコンパクトなジェット戦闘機ですが、コクピットの組み立てや、ブームと主翼の接続など組み立ての面白さが満載の「エアフィックス ヴァンパイア」。モールドもかっちりですし、パーツのフィッティングもいい感じで、1時間30分ほどで組み上がります。下の写真のように銀一色にしてお部屋に飾ってたら最高ですね! それではまたね〜

▲イギリスのロイヤルエアフォースミュージアムのヴァパイア。銀塗装がイケてる〜
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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。