飛行機プラモの鬼門、窓枠塗装のハードルが一気に下がる「カット済みマスキングシート」のススメ。

 戦闘機のプラモって、窓枠を塗るとバシッとシマりが出ます。しかしこういう窓枠がめっちゃ多いやつは大変。筆で塗るのはたいへん時間がかかるし、キレイに塗り分けるならマスキングが必要。しかしマスキングテープを貼って窓枠のカタチにキレイに切るのか?それともあらかじめ切ったマスキングテープをちまちま窓枠のカタチに合わせて貼るのか?なんにせよ、そこにショートカットの方法はなさそうです。キミはキレイにマスキングすることができるか……。

▲オレはわりとキレイに貼れる。なぜなら……。

 あらかじめカットされたマスキングシートが売られているからです。……なんて書くとちょっとエラそうですが、じつは主要な国産メーカーの飛行機模型の窓枠に合わせたカット済みのマスキングシートを取り揃えて売っている業者さんがあるのです。Amazonで検索してみて。お値段はだいたい200円で、送料は84円。284円というのを高いと思うか安いと思うかはわりと主観的な問題ですが、私は「これが使えるなら絶対に買う」と断言しちゃいます。

 透明シートにわりとがっちりくっついています。今回の流星のマスキングは4機ぶんが用意されていましたので失敗したり複数作ることになっても大丈夫!先の尖ったイケてるピンセットでキレイに剥がして、窓枠のラインを注意深く見ながらビシッと貼りましょう。最近はWAVEの極細ニードルピンセットがお気に入りなのでそれを使用しています。

 キャノピーの裏側は適当なマスキングテープを貼っておくか、ブルタック(ひっつき虫)を詰め込んで塗料が回り込まないようにしておきます。筆塗りでも大丈夫だけど、マスキングシートの端っこをしっかり密着させておかないと毛細管現象で塗り分けラインがヨボヨボになるから注意。エアブラシやスプレーなら何度かに分けて吹き付けて、パッキパキに塗料が乾燥する前にマスキングシートを先の尖ったピンセットで慎重に剥がします。

 26枚貼って、ピシャっと塗ってパリッと剥がす。これ、自分でやるとかなり時間がかかる作業です(しかも精度が出てないと全部自分のせい!しんどい!)。メーカー名、飛行機の名前、スケールで検索すると「こんなものまでカバーしてくれてるの!?」と驚くこと間違いなし。飛行機って窓枠塗るのが難しいんだよね〜と手をこまねいていたアナタ!既製品のチカラを借りてやっていきましょう。鬼に金棒、飛行機にマスキング販売でございます。

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からぱた

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。