文明を捨てよ、ロボと出かけよう。/プラモと味わうSF絵本『THE ELECTRIC STATE』

 

▲ラッカー塗料で塗る。ウチに山ほどいろんな色があるし、すぐ乾くのでサクサク塗れる!

 前回組み立てた「マスターボックス 1/35 Desert Battleシリーズ 少女スプリンターと愛犬 長距離襲撃」に色を塗りました。ボディは手前のお安いオレンジの筆(小学校位の時に買っってもらった水彩筆)でほぼほぼ塗れますが、目ン玉くらい細かいトコはGodHandの面相筆が大活躍。いい筆は良いですな。ひと通り塗って完成~。

 ……賢兄の方々はすでに何か違和感を感じたかと思いますが、中央の黄色いメカは前回のキットレビューにはいなかったヤツです。 

▲「HG 鉄血のオルフェンズ MSオプションセット」のモビルワーカーをチョチョッと改造

 いやー、キットといっしょに買った超カッコいいSF絵本が超ヨカッタのよ。少女とロボットが荒廃した世界を旅をするっていう、その設定だけで「ごはんドンブリでちょうだい!」ってなりますよね。なった。というわけで発掘したジャンクパーツからナビロボを急遽作成!

 そして超イカしたSF絵本『エレクトリック・ステイト』!

▲著者:「シモン・ストーレンハーグ」でまずは画像検索してみよう。好きな人には大好きなはずだ!

▲例えるなら仙台大観音様か

 映画でよく見るアメリカの田舎道みたいな場所にSFチックな巨大建造物ドーンと現れる迫力の絵面。朽ちた機械群が失われた一時代を感じさせ哀しくもあるが反面、今にも動き出しそうな不気味さも併せ持ち、独特の世界観を形成する。

 夜の暗がりで明滅するLEDの表現や、機械群の色使いとペイントされたキッチュなキャラ絵とかが、ゾクゾクさせてくれるのよ。最高。

 せっかくなので、本を背景に作ったフィギュアを撮影してみた。

▲絵の力かたまたまなのか、一連の写真に思った以上の特撮感が出て自分でもびっくり。

 いいな いいな。シモン・ストーレンハーグっていいな。自分の引き出しにはない新たな感性に触れると、脳がアップデートされた!って感覚になりますね。今ならこう……なんか新しい表現の……いい感じのなんかが……ほら、ええっと、アレよ。

 アップデートはされたがメモリ処理が追いついていないのも、この感覚に付随する・あるある。私の脳が未来、デフラグされていることを願いつつ、今年出るらしいシモン・ストーレンハーグ新作本を待つとしますか。

▲ちなみに『エレクトリック・ステイト』は、ルッソ兄弟(『アベンジャーズ』を撮った人)監督で映画化の予定もあるみたい。うひょう。
コピルアク
コピルアク

本業はゲームとか作る人だが、趣味のプラモを職場に飾ると「君の作るゲーム内容より良くできている」だの、「別の道行ったほうがよくない?」などと周りから言われる39歳会社員。