花金だ!仕事帰りに買うプラモ。/アニキ週末旅行。「タミヤ 1/35 ケッテンクラート中期型」

▲「アニキ! これ乗りたい!!」「え? ちょっと待って。それじゃないのよ〜、今日は」

 フミテシが独断と偏見で週末が楽しくなるプラモをお届けする本コーナー「花金プラモ」。今週は箱の中からアニキたちのささやきが聞こえてきました。タミヤ最新キット「1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.377 ドイツ軍 Sd.Kfz.2 ケッテンクラート中期型」です。西ヨーロッパ、ロシア、北アフリカとドイツ軍の戦場のほとんどにいたこの車両。ですので、このプラモ一つであなたは「旅」に出かけることができる! アニキたちも旅に出たがっています。さぁ、箱を開けてケッテンクラートで旅に出よう。

▲「アニキ!ガイドブックがたくさんだね」「俺たちはいろんなところに行けるからな! 旅支度だ」
▲ダークイエロー一色の内容

 箱を開けるとそこにはダークイエローで成型された美しいパーツが。車両と兵隊のランナーという構成。兵隊のランナーは1枚で完結しています。眺めているとアニキたちの声が聞こえてきました。

▲俺たちを解き放ってくれ!

 アニキたちはフィールドグレーの服を着ています。しかもランナー1枚で完結! これは缶スプレーでランナーごと塗装してしまえば、アニキたちの旅支度は完了。ケッテンクラートとアニキたちの色が変わりより楽しい景色が爆誕です。

▲フィールドグレーで一気に塗装
▲Go……

 「アニキ、俺たちが乗るケッテンクラートはどんなもんなんだい?」「お、プレイバックすっかい?」

▲ランナーを4枚使う精巧なやつだ! 特に足回りがすげーぞ。これだけしっかりしていれば旅も安心だな!
▲ロードホイールは組み立てやすさ重視で、つながった状態で成型されているぞ
▲「アニキ!乾パンがいっぱいだよ」「俺たちの旅を支えるパッドだよ!全部別々で立体感もバッチリ。これだけしっかりしてりゃ俺たちの旅は安心だ」「でもこれ貼るのめんどいよ!」
▲ふふふ。このパッドを接着する間隔とランナー内にゲートと一緒に繋がっているパッドのパーツは同じ間隔で成型されているんだ
▲「ランナーごと切り出せば!」「アニキ〜〜〜ぴったりじゃないか!」「シンデレラ〜」
▲「カットすれば終わり! まさに電撃戦じゃ」「え? アニキ? ちょっとわかんないっす、その例え」「ググれ!」
▲金属の薄いエッチングパーツも入っているが、折り曲げのジグが入っているから安心だよ

 「さぁ、旅支度は完了だな。」「俺たちにはどんな出会いが待っているんですかね?」」「MG42機関銃が重いんですけど〜。後ろのトレーラーに積んじゃだめですか?アニキ。」「布接着しちゃったから開かないよ。ごめんな。」

▲「うわああああ! すげーかっこいい!俺も乗りたい」「ヤークトティーガーだな。俺たちの強い味方だ」
▲「手伝いますか〜?」「素人が扱うとあぶねーぞ!」「さーせん!」
▲「できるだけ目を合わせるなよ!」「え?仲良くしないんすか?」「星かっこいい!」

 ケッテンクラートはあなたをプラモの旅に連れて行ってくれる素敵なマシン。あんな場所、こんな場所で使われて、いろんな景色を見てきたことでしょう。ケッテンクラートと3人のアニキはあなたを楽しいプラモの旅へ連れて行ってくれるはずです。そして彼らが見たことがないか景色を見せてあげることも僕らにはできるはずです。小さな車両と3人のアニキが納められたトラベルプラモ。タミヤ 1/35 ケッテンクラート中期型は週末旅行にぴったりの素敵なプラモです。

▲「なんだか外が騒がしいな……今週は1人でアフリカの星を見なくてすみそうだな。みんなも良い週末を」
<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ</a>
フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。