

こんにちは。赤城です。このたびは甲板を木のように見せていただいてありがとうございます……。プラスチックの身体で生まれた私ですが、当時は飛行甲板が木でできておりましたゆえ、こうしてモデラーがうまいこと木に見えるように塗ってくれるとありがたいわけです。
えっ、塗ってない!?


艦船模型のディテールアップってまじ怖いですよね!金属製のエッチングパーツとか、むやみやたらに細かいプラパーツ……。キットのままよりも、すこしだけ解像度を上げてみたい!でも自分にその工作能力があるかはわからない。助けてハセガワさん、と叫ぶとそこにはAmazonから届いたドリームなディテールアップセットが。

いや正直ディテールアップパーツってキットと同じくらいかそれ以上の価格なんでなっかなか手を出しづらいところありますよね。失敗したらどうしよう……って思うとどうしても怖くて触れない。かくいう私も艦船模型のディテールアップなんか2回くらいしかやったことないし、それも超限定的に「ここならできる!」みたいな勝てる試合にちょびっと出たことがあるくらい。でもでも、木でできたシールをペタっと貼るだけならどうですか。

めっちゃ薄い木を貼ったら、そこが木でできているように見える。あたりまえ体操。しかしレーザーカットによってパーツと全く同じアウトラインに整えられ、美しい廊下のようにビシーッと板張りのラインが入ってるので、貼るだけでスーパーリアルな感じに見えるというのがすごい。ここまでならプラモ作ったことない人でも息を止めてエイ!とやれば大丈夫です。
その上に白線がビシッと入っているのが空母のチャームポイント。もとのキットにはデカールが入ってるんじゃが、それを貼るとニスのところが光ったりしてイヤよね。そんなあなたのために用意されているのがインレタ。あの透明なシートに印刷された文字を裏面から擦るとパーツ表面に転写されるアレです。簡単簡単。

とにかく木が木になるの、めっちゃ面白い。エッチングパーツの処理やインレタの位置合わせが微妙に難しいですが(多分艦載機をいっぱい載せるとあんまり気にならなくなると思うんだよね)、世の中に「入っているものを全部使わなきゃいけない」というルールはないので、この木甲板のシールだけで貼ってみて「うわ、塗料1mmも触ってないのにめっちゃ赤城じゃん」というのは絶対に味わってほしいんですよね。だれでも神様みたいな気持ちになれるぞ。
そして作業が終わり、本棚からこの本を発掘して読んだらインレタやエッチングパーツの攻略法もちゃんと書いてありました……エラいじゃん……。いや、参考書を持っているなら読め。テストを受ける前に勉強せえ。やっぱり急いては事を仕損じるということで、ちゃんとリカバリーしながらもうすこしこの赤城とは遊んでみようと思うのじゃ。
しかしこう、やったことない作業で「よっしゃー!(成功)」「うっわー!(失敗)」というのがあると、皆さんに軽率にオススメできることとそうじゃないことが切り分けられるし、自分のやれることも少しだけ拡張するのでいいですね。はい、作りましょう赤城。そんじゃまた。