僕らを酔わせる北アフリカを乗せて。タミヤの「Mk.IVスペシャル」がやってくるぞ!!

▲先行して発売されたIV号F型に続き、ついに北アフリカのIV号G型がやってくる!

砂漠のカッコ良さを教えてくれた、第二次世界大戦の北アフリカの戦い。その北アフリカのかっこよさ全部盛りのすごいやつが、遂に2021年5月13日、14日に開催された第59回静岡ホビーショーでお披露目されました。今年の夏を熱くさせてくれること間違いなしの戦車模型ですよ!

▲北アフリカとヨーロッパでの2種の仕様を選択できるようです

 このIV号G型初期生産車において欠かすことのできないキーワードが「北アフリカ」と「Mk.IVスペシャル」。プラモが大好きな僕たちにとって「Mk.〇〇」って言葉の響きは本当に魔法ですよね。それだけでかっこいいのにスペシャルまでもられています。俺たちの中2ハートをビンビンにしてくれます。

 最大の特徴は43口径75mm長砲身の主砲です。1942年の時点で、火力だけならトップクラスの威力を持っていました。そのため北アフリカでドイツ軍と激戦を繰り広げていたイギリス軍は、この車両を危険視し「Mk.IVスペシャル」と呼んで恐れたのでした。ライバルからそんなこと言われるなんて……。かっこ良すぎます。

▲G型に先立って発売されたF型と共通パーツがグレー部分。G型での新規パーツがダークイエロー部分
▲土嚢やジェリカン、雑具箱、布類、水筒、熱帯地用防暑ヘルメットなど車両や兵隊をカッコよくしてくれるアクセサリーも豊富
▲この車両専用なんじゃないか!? と思わせる履帯にぐっと食い込んだ土嚢がやばい。会場で聞いてみると、スタッフが実際に砂を入れた土嚢を作り3Dスキャンしたそうです。スペシャル土嚢
▲今回のキットのフィギュアは5体。服装選択センスがさすがすぎです。このランナー1枚をゲットするだけで、北アフリカで戦った兵士たちの装備や着こなしを知ることができます
▲戦車にピタッとフィットするように、腕やお尻の部分などに車両のパーツが当たる部分と同じ形状の凹みが用意されていたりします。人馬一体です
▲この後ろから見た景色が最高すぎます

 サンドカラーの熱帯地用シャツをみんなで腕まくりした戦車兵。やっぱ暑いんですね。でもそんな中にオリーブグリーンの熱帯地用ジャケットとズボンを履いた歩兵を1人添えることで、北アフリカ戦線の歩兵の服装を知ることもできる立体資料。歩兵のフィギュアの服装もG型初期生産車が登場した1942年くらいに合わせていると思います(オリーブグリーン、ポケットフラップが波形、ポケットのプリーツもフィギュアで確認できます)。1943年以降の歩兵のジャケットはサンド色でポケットフラップ下部が直線になったりします。

▲7月にこのプラモが作れると思うと楽しみでしょうがないです! 発売時のキットレビューでまた会おうね

 このキットが発売されたことで、タミヤMMの北アフリカ戦線もさらに充実。この夏は「戦場の女王」ことイギリスのマチルダ戦車やM3グラントといった車両と一緒にモリモリ作って楽しみたいな〜という妄想が止まりません。nippper読者の皆さんと北アフリカネタでワイワイ騒ぎたいです! それでは。発売の時にまたお会いしましょう。

<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ</a>
フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。