寒サニ負ケズ、立ツトキノ足。

 6、7年前、両国国技館で1月に開催される大相撲初場所のチケットが取れなくて当日券を取るために始発で国技館に行きました。朝の5時くらいに会場につくのですが、常連同士は顔見知りなのか、持参した椅子に座りながら話をしている人たちの姿が窓口の前にはチラホラ。「この時間にこれだけの人が並んでいるのか」とびっくりした覚えがあります。

 もちろん、真冬の日がまだ昇ったばかりの時間は極寒。真っ赤なスキージャケットの中にセーターを着て、ニット帽をかぶり、マフラーもぐるぐる。脚だってサーマル生地のタイツをジーンズの中に履いて準備万端、カイロを背中に貼ってもう大丈夫。「電車の中では暑い」くらいの格好で列に並びます。

 私が見たいの旭日松の特盛の塩まき。片手にこんもりと盛られた塩が天高く放たれ、粉雪のように降り注ぐ土俵。あと、なぜか国技館に行くと必ず聞こえる「双大竜ー!」の女性の声。実際に見てみないとわからないことってたくさんありますね。あ、あと地下の大広間で食べる300円のちゃんこ。今日もソップ炊きだったら、またソップ炊きかぁ。なんて。

 そんなことを考えながらしばらく並んでいると思わぬところが寒くなってきました。足です。カチンカチンに冷えた地面が靴底を通じて足を本気で冷やしに来ます。とにかく寒い、いや正確に言うと、冷たい。比較的厚い靴底の靴を履いてきましたがまるで役に立たず、冷たい冷たいとつま先立ちになってみたり足をもぞもぞしていました。

 Mini artの極寒に耐える姿がユニークなドイツ兵たちにもすっかり足が冷え切っているような人物がいました。片足はつま先立ちで身体をぎゅっと縮ませて立つ姿は寒さを存分に表しているといっても過言ではありません。足を冷やさないようにするには足裏ではなく、足の甲にカイロを貼ると良いみたいなので、寒いところにいくときは、私とドイツ兵の様に足をもぞもぞさせて耐えるなんてことにならない様に貼っていただくことをお勧めします。

 ちなみにチケットですが当時は5時ころは人がまばら、6時半くらいになると一気に列が長くなりましたので確実にゲットしたい場合は、やっぱり早いに越したことはないかな。という感じでした。相撲、面白いのでテレビで見ながらプラモデル作りましょう。

クリスチ
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。