ホスピタリティとまごころを、君に。ゆる~いプラモ『メカトロウィーゴ』

 メカトロウィーゴのエヴァコラボ商品が出るっていうんで、即予約して購入したんですよ。ほとばしる熱いパトスで。

 メカトロウィーゴとは、こどもが搭乗して操縦することができ、通学やレクリエーションなどに使われる、㈱メカトロ中部が開発した(という設定の)メカトロボットのこと。なんともファンシーでレトロフューチャーな世界観ですね(参考リンク)。

 魅力はその独特でシンプルで、ゆる〜いフォルム。素組みでも、テーブルの上にちょこんと乗せるだけでめちゃくちゃカワイイ。

▲つるっとしたきれいな色のプラスチックじゃないの……まるでVWのザ・ビートルやフィアット500などのコンパクトカーをロボットにしたみたい。

 組み立てはサクサクで心地よいです。ほどよいメカ感のパーツと、まるっとしたボディを交互に組み上げていく爽快感に舌鼓を打つこと間違いなしです。

▲チラリズムなメカもいいのよ。

 いちばんいいなと思ったのはパーツダボの勘合がとてもちょうどよい「ゆるさ」なこと。これ、メリットがいくつかあって、
 ・力の弱い人でも組みやすい
 ・ギュッと抑えて微妙にパーツが閉じないというイライラがない
 ・一度組んでからでも、簡単にパーツが外せるので色分けの塗装が容易
 ・流し込み接着剤でガッチリさせるという選択をとることもできる
あたりですかね。老若男女、誰が組んでも楽しめるはず。

▲「完成おめでとう!」と説明書までが祝福してくれる、そんなホスピタリティ。TV版エヴァのラストを思わせる。

 あとはデカールを貼って、レイちゃん(小学生)を塗装すれば完璧。もう既にパロディなコラボ商品なんで特に改造する必要もないでしょう。見本通りに塗装してみます。

▲あ~っっと!!体が勝手にタミヤのエポキシパテを練り始めた~~ッッ!!これはコーン付きのアイスクリームのつもり。
▲「えばーりょうさんき」と「レイちゃん(色白)」が完成しました。りょうさんきの頭に乗ってるのは逆さになったイチゴアイスクリームです。なぜ?知らん。

 オタクの得意技「パロディ」。パロディ商品に、またパロディ。上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき思想。しかしパロディは蜜の味。頭の中の連想ゲームをカタチにする多幸感、味わわせて頂きました。今度出る「にごうき」と合わせて遊んだら楽しそう。

 メカトロウィーゴの流線型でフラットなボディはキャンバスとして最適です。オリジナル塗装や改造を施して楽しむ人もネットでよく見かけますしね。ゆる~い世界観だから、公式からだってゆる〜いコラボ商品が出ちゃうわけです。みんながゆる~く楽しめる、なんとも懐の深いプラモですね。ごちそうさまでした。

ハイパーアジア
ハイパーアジア

1988年生まれ。茨城県在住の会社員。典型的な出戻りモデラー。おたくなパロディと麻雀と70’sソウルが大好き。