週末のプラモライフが楽しくなる!「花金プラモ」今週もやってきました!寒くなってきたので鍋と日本酒。お腹にロマンスが有り余ってきたフミテシが、独断と偏見で模型をオススメします。今回は初めてプラモでこの車両を知ったとき、「これは乗りたくないぞ…大丈夫なのか?」と思った「イギリス陸軍 ブレンガンキャリヤーMk.II」です。タミヤの1/48ミリタリーミニチュアの本キットはぎゅうぎゅうにディテールが密集した超良いキットですよ!
タミヤの解説を読んでみましょう。
第二次大戦中、イギリス軍はキャタピラ式の小型兵員輸送車を多用しました。その代表的なタイプがブレンガンキャリヤーMk.IIです。主武装としてブレン軽機関銃を装備、1942年に配備が開始され、北アフリカ戦線やイタリア戦線、ノルマンディー上陸以降のヨーロッパ戦線において幅広い任務に使用されました。特に自動車化歩兵大隊などに配備されたブレンガンキャリヤーMk.IIは、優れた機動性を活かして主力戦車と共にイギリス軍の先陣を切って進撃したのです。
先陣!!まじで!!!このブレンガンキャリヤーは、イギリス軍の「ユニバーサルキャリヤーシリーズ」のひとつ。シリーズ全体を通して65,000輌以上も作られたみたいです。オープントップで小型。しかしこんな小型な車体にフォードV8、85馬力エンジンを積み、最高時速48km/hで戦場を駆け回りました。兵員だけでなく6ポンド砲の牽引なども可能と使い勝手はよかったようです。しかし装甲は7~10mm。当たらなければ以下略っすね。
オープントップ車両なので、上から見たときの情報量も多く、小さい中にも見所盛り沢山。足回りの工夫されたパーツ分割により、組み立てもスムーズに楽しめます。まさに週末にもってこいのプラモ。ぜひぜひ今週はブレンガンキャリヤーでお楽しみください。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)