プラモデルのパーツ撮影術/黒背景は垂直にしとけ!

 突然ですが、アンケートをとりました。nippper公式twitterアカウント、まずはフォローしてください。

 で、写真撮影ってむずいよね、ということが浮き彫りになりましたので、これからnippper主筆のからぱたが無限に写真撮影のテクを書いていくことにしました。みんながかっこいい写真を撮れるようになるとnippperの記事も充実し、「あれ、プラモってかっこいいんじゃね?」となり、プラモ人口が増えるという寸法です。すごいな。

 ところでこの写真を見てほしい。

 これはいつもnippper用の写真を撮っている撮影台(黒背景モード)で撮影したワニです。カメラはiPhone11 Pro Maxです。写真が汚い。圧倒的に汚いですね。小さなホコリが目立ち、右側にモヤッとした光が入り、奥の方もなんかテカっていてシマりがありません。

 ワニを持ち上げてみた。同じ場所、同じワニであるにもかかわらず、黒が黒になり、かっこいいです。なぜ黒が黒だとカッコいいのか。そしてこれはどうやって撮影しているのかを書きます。

 白いパーツを白背景で撮影してみた。奥は部屋の壁です。ディテールが全然わかりません。パーツの影が壁に写っていてなんだか所帯じみた空気が醸し出されています。白背景は奥が真っ白に飛んでいないとあんまりかっこよくなりません。これはとてもむずかしい(そしてそれなりのスペースとお金が必要)ですので、次の作戦。

 今度はクローゼットのドアの前です。さっきよりパーツの詳細がわかりやすくなりました。しかし木目がちょっとうるさい感じがします。家の中でスッキリとした背景というのは案外少なく、そしてよく見るとテクチャー(それぞれの質感)があるため、プラモのテクスチャーと喧嘩になりがちです。

 黒背景の前です。俄然パーツの状態がわかりやすくなりました。これもiPhoneでパシャーと撮ったものです。黒は余計な色を反射しないし、プラモのパーツ以外の情報がなくなり、輪郭がバシッとクリアに見えるので多用しております。

 さて、これはどうやって撮影しているのかと言いますと……。

▲こうです

 超重要なことを書いてしまった。私は黒いPVC製背景紙を使っていますが、黒ければ布でも家具でもいいです。そしてもっとも大事なのは、シワなくピッと真っ直ぐになった状態で、垂直であることです。プロみたいにRをつけて撮影しようとすると黒背景は段違いに難しくなります。まずは背景紙を壁に貼るなり、棒から垂らすなり、よしなに垂直にしてください。垂直にすると黒背景は光をほとんど反射しないので、黒背景が黒になります。

 以下、寄稿のお願いであります。

■nippperはみなさんからの寄稿をお待ちしております。なんかすごい人がすごいこと書いてるなぁ、というのではなく、「こんなプラモ買った!」とか「こんな道具が便利なんですけど!」とか「これってみんなどうしてるんですか?」「プラモ作りながら聴くこの曲が最高!」みたいな、プラモにまつわるあらゆるエピソードを誰でも書ける場所(要は投稿式の模型SNSみたいな感じ)として機能したいなぁと思っております。

■すべての投稿は編集部で校閲し(ときには執筆者とディスカッションをしながらブラッシュアップし)、写真もいい感じに補正/トリミングしたものを掲載します。基本的に幅1600px、高さ900pxの横位置で掲載となりますが、そのへんの処理は全部お任せいただいてOKです。

■ちなみに単発の投稿も大歓迎ですが、定期的(月1本〜でもOKです!)に執筆いただける方には原稿料をお支払いします。プラモの話を書いてプラモを買う軍資金をゲット!というサイクルで、みなさんもnippperの仲間に入ってみませんか。

 ということで、最初のアンケートにもあったとおり、これからそれなりのペースで「どうやって書くの?」「どうやって投稿するの?」「写真がむずいんだが?」というのにお答えする記事をバシバシ書いていくことにしました。質問などはnippper公式twitterアカウントにぶん投げていただいてもOKですので、みなさん軽率に質問して、気軽に投稿してみてください。あなたのお便り、お待ちしております!

<em><a href="/author/kalapattar/">からぱた<br></a></em><a rel="noreferrer noopener" href="https://twitter.com/kalapattar" target="_blank">@kalapattar</a>
からぱた
@kalapattar

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。