700円で部屋を彩る。タミヤ「1/35 動物セット」に愛を込めて。

 「好きなプラモデル」って、あるでしょう? ありますよね。自分にとって「好きなプラモデル」は子供のときに見て、心踊らせた「タミヤ 動物セット」。なにがイイって、そのパッケージ!

 太く歪んだフォントがパッケージに沿って湾曲している商品名。そこに割って入るガチョウ! 各イラストが孤立しないように邪魔しないように、バランスよく置かれた配置。タミヤのロゴを見てごらん。その上に子犬がかわいく座っているよ。裏面のブタさんにも、ミリタリーミニチュアシリーズの砲弾や武器名称のように「ランドレース(メス)」などの品種を入れるあたりも嬉しいよね(でも、品種明記されていない動物がいるのも、またイイ)。

 こんなに遊び心とキュートさ、そして優しさにあふれたパッケージは見れば見るほど本当に愛おしい。眺めれば眺めるほど良さが溢れ出す、この絵を自分の目に入るところに飾っておきたい!

 と、思い立ったが吉日。人生4回目の購入をキメたら、箱のサイズを測ってメモ。それをもとに100均へ。そう、額を買いにいくんです。自分が買ったのは近所のダイソーの100円の額。サイズがちょっと大きいので後ろに敷く、いろ紙も買っちゃう。

 手元にあるのは「動物セット」、額、いろ紙。全部で合わせて700円くらい。さっそく箱をカットしていくと、それぞれの面が独立して見ても素晴らしい画と情報が詰まっていることに気づいてくる。つながっている状態から切り分けると見えてくる地平線があるのは奇しくもプラモデルと同じですね(?)。いっそ、表面だけでなく、ほかの面も一緒に飾ってしまおうか。額の中でレイアウトや見せ方を自分なりに再構築していくのも楽しいわけです。

 悩んだすえに「表面のみでいこう」と決意。それに合わせたいろ紙も考えます。そもそもの合板な無骨な感じも捨てがたかったのですが、無難すぎる若草色に。さっそく紙をカットして中心位置を決めて貼り付け、額をハメちゃえば完成! やっぱり、少し額が大きかったかなと反省しつつも、もはやLIVESTOCKがWOODSTOCKに、1:35も日付に見えてきてレコードのジャケかな?と思ってしまう出来栄え。レコードのジャケットも飾る文化があるから同じようなもんですね。

 もっとちゃんとした額で、車やバイク、戦闘機やロケット。はたまた人物を飾ってみたいと思ったので、今度は「飾りたい箱絵」を選んで購入したいと思っております。

 プラモデルは工夫次第で箱も楽しいんです。

プチ林
プチ林

プラモデルは好きだけど、下手の横好きおじさん。もっとみんな軽率にプラモデルを作っていけばいいと願うおじさんでもある。