タミヤの成型色とティータイム。プラモの下に一枚敷けば、世界が変わる。

 成型色っていろんな色がありますが、私が作るたびにうちの妻が「美味しそう」というのがこの色。モナカ色です。

 そう言われてしまうとそう見えてしまうこの成型色。砂漠の雰囲気を存分に感じさせますが、人によっては食べ物に見えるということで、フィンガーチョコの金色の包み紙をきれいに剥いて、それを広げて兵士の下に滑らせると……。

 おじさんのお菓子爆誕。金色の魔法の絨毯にも見えなくもない。東京は下町住まいなら浅草の人形焼きを思い浮かべる方もいるような世界観。

 そのまま行きましょう。

 紙の表情をコントロールしてみると生まれるのは躍動感。ていうかこの包み紙、程よく固定されるのと光を反射してくれるので模型がかなりきれいに撮れます。

 ベストマッチはこれですね。この前作ったドイツ軍のサイドカー 。黄金色の荒地を突っ走るヴィネットが誕生しました。

 モナカ色の成型色ってグレーやオリーブグリーンと違って、かっこよさよりも柔らかさが際立つなーと思ってましたが、こうやって遊んでみると一番戦いから遠い優しい色なのかもしれないです。

 お菓子の包み紙や包装紙、いつも行くお店からのダイレクトメール、映画のチラシなど、日常私たちの周りには綺麗な紙、面白い紙がたくさん溢れていますのでスッと模型の下に滑らせるだけでいつもと違う姿を見ることができるかもしれません。

クリスチ
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。