梅雨にも負けないミラクル下地「アクリジョン ベースカラー」で今日から塗装が楽しくなる。

▲GSIクレオスから発売中の水性塗料「アクリジョン」シリーズにあるちょっと変わった「ベースカラー」と言う種類。こちらを今回ご紹介します

GSIクレオス アクリジョン ベースカラー ベースグレー 6本セット (18ml×6本) 模型用塗料 BN02

 最近僕はGSIクレオスがリニューアルした「水性ホビーカラー」をよく使用しています。匂いもあまりしないですし、筆塗りにちょうど良い濃さで最初から調整されているのも便利。手数も少なく塗装が楽しめるうえに、多くのお店でお手軽に手にも入ります。

▲大幅にリニューアルされ、昔の水性ホビーカラーに比べて格段に性能がアップ!こちらの記事でチェックしてみてください

 高性能とはいえ、色やキットの成型色によってはどうしても「下地」が欲しい時があります。さらにこの梅雨の時期に、サーフェイサーやエアブラシを使って湿気でダメージを受けることも嫌なので、筆塗りでお手軽に「下地」を施す良い方法はないものか?と考えていました。その時この「アクリジョン ベースカラー」の存在を思い出したんです。

 「アクリジョン」は水性塗料の中でもかなり特殊で、「アクリジョン」という塗料ジャンルで物事を考えてしまったほうが良いくらいです。特徴ですが、

1/ほぼ無臭。乾燥すると再溶解しません。

2/アクリジョンの上に、ラッカーのMr.カラーや水性ホビーカラーの塗り重ねがが可能。

3/アクリジョンはアクリジョンとしか混色できません。水性ホビーカラーやMr.カラーと混ぜることはできません。

4/アクリジョン専用うすめ液があるので、それを使うと濃度調節などが可能

 このアクリジョンシリーズの発色と定着をさらに良くするために作られたのが「アクリジョン ベースカラー」でした。ベースカラーを塗ってから、アクリジョンを上塗りするという順番です。

 僕が良く使う水性ホビーカラーもこのアクリジョンベースの上から塗れるらしいので、同じ効果が得られるのではないか?という考えに至ったのです。早速チャレンジしてみましょう。

 アクリジョンベースカラーには「白」、「青」、「赤」、「黄」、「グレー」など基本色として使われることが多いカラーのためのベース色が用意されています。同系色で使用しても良いですし、白の上から塗れば、塗料の明度があがりますね。

▲アクリジョンベースは瓶の底のほうに塗料がたまります。これは以前ご紹介したメタルボールの出番です。こちらを2個くらい入れておけば快適です。また赤や黄色など様々なベース色があるのが嬉しいです
▲塗料瓶の中にポチョンと入れておくだけで快適になりますよ〜
▲早速よく混ぜたアクリジョンベースカラーを筆塗り。1発で発色!すごい
▲ビヤ〜っと1回塗り。伸びもよくスムーズに塗り進められます
▲こんな梅雨の時期ですが、みるみる乾いていきます。この速乾性は魅力。筆塗りなので湿気を含んだ空気を巻き込むことも無いので、乾いてもぼそぼそにならず、しっかりとしたつや消しになります
▲この上から水性ホビーカラーの光沢のシャインレッドを塗ってみます
▲上半分がベースカラーを塗った上からシャインレッド。下半分はプラに直接シャインレッド。1回塗りで、上半分の方ががっちり色が定着している様子。乾くとどうなるでしょうか
▲1回塗りで上半分は「赤」になりつつあります。ここからもう一度重ねればより綺麗に塗れそうですね

 プライマー効果は強く、塗料の定着力はかなり高くなることが分かりました。次は下地の大事な要素、色を隠す「隠蔽力」についてみてみましょう。

▲こんな時は黒いスプーンが便利ですね〜。ベースホワイトをさっとひと塗り。これは良いのでは?
▲1回塗り。少し透けていますが、この上からもう一回塗れば大丈夫そうな雰囲気です
▲2回塗り。ほぼ隠蔽されてます。黒に白が楽チンに発色するのはすごいです
▲上から水性ホビーカラーのコバルトブルーを塗ってみました。ベースカラーというだけあって、上半分は塗料が定着しながら白によって青が発色しています。プラに直塗りした部分は下の黒に負けて発色していません

 このようにアクリジョンベースカラーは、

1/伸びが良く塗りやすい。速乾性

2/プライマー効果があり、上塗りした塗料をがっちり定着させる

3/隠ぺい力も強い。黒い物でもアクリジョン ベースカラーのベースホワイトで隠蔽可能

 アクリジョンベースカラーの速乾性と強い隠蔽力と定着力。そしてよく使う基本色である白、赤、青などのベースが揃っているラインナップは、下地に迷うことから僕らを解放させてくれます。筆塗りで塗装する箇所にさっと塗ってあげるだけで、下地が完成。ピンポイントで塗れるうえに、筆塗りなら湿気も纏いません!あなたの塗装をサポートします。

 使ってみた感じ、アクリジョン専用うすめ液があると作業効率が上がりますし、筆を洗うのにも専用のうすめ液で洗うことでしっかりと汚れが落ちます。ぜひ一緒に1本あると良いと思います。手軽に良い下地を得ることができる「アクリジョン ベースカラー」をこの時期にぜひご活用くだされ~。

<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ<br></a><a rel="noreferrer noopener" href="https://twitter.com/neofumiteshi" target="_blank">@neofumiteshi</a>
フミテシ
@neofumiteshi

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。