うまいモデラーが持っている「模型売り場に無いもの」の話。

 私もスケールモデルを作り出してそろそろ2年経つので最近はしれっと「モデラー」というときが増えましたが、モデラー本当に天才の集まりというか、しれっとやってることに上達の秘密や失敗しない仕掛けを持っています。しかも、当たり前に使っているツールが模型売り場に置かれていなかったりするからこれがまた本当に感心します。「ああ、この人たちは作ることに慣れているんだな」なんて。

 そんな「うまい人」がこぞって使っていることに気づいた道具。まず手に入れて欲しいと思うのは「木材」です。これをどういうわけか持っている人がチラホラ。しかもその人たちは軒並みプラモが上手い。使い方はこんな感じ。 

 作っているときに飛行機がいい感じに固定されます。ベタッと置けない模型の平らなところだけをサッと支えてくれる。

 さらに、はい。

 そうです。「なんとなく置く」のにも使える。これは地味に大きいですね。作業台に直置きだと指でそれに触れないといけませんが、この場合は木を持って動かしたり回転したりさせられます。塗装済みのものなどはこうしておくとうっかり乾燥前に触って指紋がつかなくなるというわけ。

 さらにここからはとっておき。複葉機の翼を重ねるときに最高にちょうど良い治具になります。これで複葉機は怖くない。

 そして最終形態はこちら。複葉機の張り線を貼る作業。複葉機を木材でリフトアップ。張り線を通しやすくするだけでなく、写真のように先端にクリップをつけてあげると重みで勝手にテンションがかかります。こうして見ると木材の持つ可能性の高さに驚きませんか? 私なんてわりと真剣に、模型売り場に木材が売られていないのはもったいないことだと思っています。

 他にもコロッと転がって無くしそうなパーツを置くのにも使えます。コックピットやキャノピーなどを置いてあげるといいでしょう。

 私がチラッと目で盗んで覚えた隠れ模型道具、これを使って私のような新米モデラーの方も一緒に「ああ、便利だ!」と驚いていきましょう!

クリスチ
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。