
幼いころから、何故だか心惹かれる名わき役「武器セット」。その可能性を広げてくれる存在感と、本体に取り付けた姿を想像させる、整然と描かれたボックスアート。子供の頃はお小遣いの関係もあり、本体を買うのが精一杯で、なかなか名わき役の武器セットにまで手が出ませんでした。

しかし、今はもうそんなことお構いなしです。なぜなら、きちんと労働して納税までしているからね! 「武器セットがオプションで用意されているキットを買うなら、必ず武器セットも買いたい!」。そんな大人の欲望を真っ直ぐに満たしてくれるのが、マックスファクトリーのPLAMAX「1/72 VF-1 バルキリー用兵装セット」です。先行して発売されていたPLAMAXのVF-1ファイターを複数所有しているので、当然のように購入です!
箱を開けると、整然と並んだミサイル等のランナー群が目に飛び込んできます。3連装空対空ミサイル(AMM-1)×4、反応弾(単装・2連装を選択可)×6、ミサイルコンテナ(UUM-7)×4など、おなじみの兵装たちが1/72という手のひらサイズで精密に立体化されています。


ちなみに同シリーズの「ストライクバトロイドバルキリー」にはミサイルコンテナ×4、「ストライクファイターバルキリー」にはコンテナ×2と2連装反応弾×2が標準付属。マックスファクトリーさんのこだわりにも脱帽ですが、この兵装セットがあれば通常のバルキリーにも自由にフル装備させられます。


パーツ一つひとつのディテールが実にシャープで、組み立てのストレスを軽減する工夫にも目を見張るものがあります。特に注目したいのが反応弾のランナー構成。

モナカ割りになっている円型パーツを接着して合わせ目を消すという面倒な工程がなく、円筒状のパーツを上下で差し込む形式なので、複数作る事でただでさえ面倒になりがちな武器の組み立てがストレスフリーでサクサク量産できてしまいます。


この兵装セットの本当の真価は、丁寧に仕上げたパーツを機体の翼下にセットした瞬間に訪れます。手元にあるVF-1たちの翼下に装着していくと、素組みの時にはスマートで流麗だったバルキリーの翼が一変、ゴツゴツとした無骨で凶暴な「攻撃機」としての表情を見せ始めます。重厚感あふれるフル装備状態を横から眺めたときの密度の詰まり具合……思わず「これはマストで買いだな」と実感してしまいます。
子供の頃はなかなか手が出せなかった、名わき役「武器セット」。それを大人になった今、自分自身の手で組み上げ、翼下に装備して卓上に飾る。この圧倒的な満足感と高揚感は、何物にも代えがたいものがあります。ぜひ本体と一緒にこの最強の脇役を手に入れて、卓上のバルキリーを完璧な姿へと昇華させてみてください!