
「サンダーバード」。何度も再放送され、私も幼少のころによく見ていました。見たことがない人も名前は聞いた頃あるな〜という方も多いことでしょう。改めて大人になって見るとその放送自体があまりに出来が良すぎて驚くことになります。人形の動き、精密に作られたプロップは今の時代でも色褪せることはなく、本気の人形劇を楽しめます。そしてその魅力的な世界の一部に手を触れることができるガジェットとして「プラモデル」があるのです。

今、青島文化教材社より日本国内放送60周年を記念して再生産されたキットが店頭に並んでいます。今回ご紹介する「サンダーバード2号」もそのひとつ。自分もかつてこの2号のプラモデルを楽しく遊んだ記憶があります。そんな懐かしいプラモですが、今改めて見ても魅力溢れるプラモデルでした。
中央のコンテナにミッションに応じたサブ機械を搭載するギミックがあり、それがまたこの機体のすごさを際立たせる装備であり、みんな2号が好きになる理由なのです。

2号と言えば中央のコンテナにミッションに応じたサブメカを搭載するギミックがあり、それがまたこの機体のすごさを際立たせる装備。そして、みんな2号が好きになる理由なのです。もちろんプラモデルでもこの超おいしいギミックを再現しないはずがありません。カタマリ感や曲線のすごい、コンテナのパーツは必見です。

子供のころは見えてなかったディテールもよく見えてきます。こういった細部にも精緻なディテールが刻まれていたのかと、改めて発見できたのも楽しい体験でした。

プラモデルのギミックとしてコンテナにタイヤをつけるという部分があります。確かにこの機体、垂直離陸もこなすので、なんとはなしに着陸していますが、模型だとお腹でベタッと置くのはちょっと気が引けたのでしょうね。タイヤのおかげでなんとなく飛んでいる/着陸しているというスタイルが決まります。それはそれとして、コンテナを地上に出すときの伸びる着陸脚も備えています。差し替え式にもできるし、曲げれば格納もできます。

コンテナを降ろしたときのカッコよさ! コンテナに収めるメカニックもあるんですが、なんとこれは1話で旅客機の脚のかわりになったエレベーターカーではありませんか!

改めて2号のフォルムを見ると、前進翼だったり、形状的にリフティングボディだったり、ものすごい強そうなエンジンパーツがあったりとリアルな機械の美味しいところを詰め込んだようなデザインをしています。

プラモデルとしても、全く色褪せることがない十全の内容。自分の記憶以上のすごさ、そして楽しさに大満足でした。成型色によって、組むだけでもサンダーバード2号の魅力を味わえます。ぜひこの機会に作ってくださいね。