
40代の僕よりもちょっと上の先輩たちが夢中になったクルマたちが、現在の車模型のラインナップの主流となっています。その中心にいるハセガワの車模型ラインナップを見ていると、確かに心踊るものばかり。しかも模型仲間の先輩に「このクルマの良いところってなんなんですか?」と聞くと、当時を知る先輩たちが優しく教えてくれて、コミュニケーションツールにもなったりします。生活に身近なモチーフである車模型って改めていいな〜と最近思ったのです。
そんなプラモラブな気持ちに包まれながら模型店に行って買った車模型がこちら。「ハセガワ 1/24 トヨタ スターレット KP61」です。この緑の車体と、中のレトロなシートの雰囲気がとっても可愛くてゲットしたのでした。

箱を開けた瞬間「パッケージのような鮮やかな緑の車体」が目に飛び込んできます。これだけで買ってよかったと思わせてくれる魅力がありました。良いパーツです。

ハセガワの車模型は、足回りや内部なども精巧に作られているので、小さなパーツも多いです。でもこのスターレットは、すべてのパーツにおいて接着面の糊代がしっかりと確保されていたり、軸と軸受けの形状なども工夫されていて、組み間違いが起きにくいようになっています。

そのためこのように可動ギミックが入っている足回りも、特に苦労することなく組めます。可動ギミックが入っている箇所は、接着剤を塗らないのですが、そのようなパーツもプラの嵌合である程度と止まってくれるので、組み立て中にぽろぽろと落ちたり外れたりすることはありませんでした。

以前nippperでご紹介したスターレットのバリエーションのひとつで、赤いボディの成型色が特徴の「KP61 S」での記事でも触れた通り、クリアーパーツの糊代も大きくて、とても接着しやすいです。

シャシーの裏や、インテリアの床面のディテールへのこだわりが人一倍強いハセガワ。スターレットも健在で、ディテールや豊かな隆起など見所満載。完成するとひっくり返したりしないと見えない部分ではありますが、実車の魅力を細部までお届けしたい! という気持ちがこういう所からも伝わってきます。

緑色の成型色活かして、このデカールを貼って仕上げるのも良いでしょう。プラに直接貼るよりも、透明のクリアーコートスプレーを吹いて、塗膜を作った上から貼ると、よりデカールが密着します。細いデカールもあるので、無理のない範囲で、貼りたいものをセレクトして貼るだけでも十分ドレスアップできます。シートの紋様は、下の方に修正用の余剰デカールがあるのも嬉しいですね。

シャシーに貼り付ける、内壁パーツのフィット感も素晴らしい上に、このように接着の糊代もバッチリ。

地味に嬉しいのがワイパーの取り付け位置がとっても明確なこと。取り付け穴が深めに彫られているので、ワイパーが定位置に決まりやすいです。ワイパーって塗装後に接着する時にいつも神経を使っていたので、このくらいバッチリ決まってくれるのは本当に嬉しいです。

完成! 足元のメッキホイールもアクセントになって最高にかっこいいです。細かなパーツの取り回しもある中、およそ3時間で完成しました。塗らなくてもこんなにも魅力的な車が完成するので、ぜひ皆さんにも組んで欲しいです。多くの若者にとって初めてのスポーツカーとして親しまれたという車のかっこよさとかわいさを楽しめますよ。