
最近スターウォーズシリーズをイチから見直している。イチからといっても『4』からだ。スターウォーズはもう僕の生まれる前から長く愛されている作品群。最近はドラマシリーズのマンダロリアンが好評で、今度映画化もする。これだけ長く愛されて、雑誌の特集号がいまだに出たり、最新作が発表されたりするのは、もはや何故かとか言い出せばキリはない。それだけで本が書けるほどなのだろう。

ひとつ言えるのは、最初の作品「エピソード4」が公開された当時のことは僕にはわからない。だが、そういう人間が古本屋を巡って当時の資料を探したり、海外のサイトを回ったりとかしなくても、ある程度の情報が集まって、いまだに最新の本や雑誌が出ていて、最新のグッズが出ていたりするのはとても嬉しいことだということ。

その中でもとくにプラモデル。バンダイから出ているスターウォーズのプラモデルシリーズは手頃な値段と精密さからして、組み立てられる資料といってもいいと思ってる。バンダイからはマンダロリアンに出てくる機体が最新キットとしてリリースされていたが、今回買ってきたのはそっちではなくこれ。Yウイングだ。

Yウイングはファンからの人気も大層あるのだと思う。が、正直いえばXウイングと比べればモブのやられ役みたいなイメージが自分としてはある。とはいえ実際、箱を開けてみればそこに入っているパーツは凄まじく、やられ役とは思えない熱量が封入されており、やられ役なわけないよなと思い直す。

機体の各所に蔦のように絡むパイプ達。ランナー1枚まるまるを使って繊細に若干の細い太いまで表現されているから、これだけのパイプ類がなんとなくやハッタリでランナーにくっついているわけがないと思わせてくれる。実際に撮影で使われたプロップにさぞかし近いんだろうという期待感がパーツをちまちまとくっつけていく面倒さを上回る。キャノピーの薄水色や機体の黄色いラインは別パーツ。こういうところは色分けして塗るのは大変だし、微妙な色合いがプラで再現されているのはありがたい。説明書もわかりやすく、各工程の写真が添えてあって、パイプ類を取り付けるのにも困ることはなかった。

ただ、これだけの繊細なパーツにテンションをかけながらピンセットで組み付けるのは折れそうで怖いし、僕は不器用なので実際少し折った。こういうところは別に接着剤を使ってもいいのではないかと思う。組み付けるときにダボ側に流し込み接着剤を塗るだけで入りやすくなる。もちろん宇宙を自由自在に飛び回るスターファイターだから最後は手で持って飛ばして遊びたくなるもの。ちょっと表面のパイプが浮いてたり、動くところは接着してしまう方がストレスはない(特に後ろのブースターとかね)。

これだけ気合の入ったプラモデルシリーズ。スターウォーズの盛り上がりのように長く続いてほしい。長く続いて欲しいとはつまり、いつでも買えるようになっていて欲しいということだ。そして願わくば今はまだプラモ化していないあんな機体やあんなキャラが現れ、充実したラインナップになって欲しい。そのためには、もちろんXウイングはかっこいいしダースベーダーを飾りたいし、最新のマンダロリアンのプラモが欲しいと思うわけだが、それ以外の数多あるスターウォーズプラモたちの魅力をちゃんと受け止めていきたい。そう思う。