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【レビュー】カゴもトラックも、色が違えばガチでも馴染む/アオシマ スバル サンバー トラックカスタムホイール

 我が家ではリングスターのスーパーバスケットという収納カゴを愛用している。以前の住まいでいくつか試したところ、その使い勝手の良さにとても感心して、転居を機に一気に数を揃えたのだった。現在はSB-370という中くらいのサイズを使っていて、日用品や洗濯物、あるいは模型製作の情景素材を収める道具として、部屋のあちこちで重宝している。

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 この製品の優れた点は、堅牢な造りはもちろん、ハンドル構造の巧みさにある。ハンドルを内側に倒せば、中身を入れたまま安定して積み重ねることができ、未使用時には外側に開くことで場所を取らずに収納できる。実用性の高い道具でありながら、豊富なカラーバリエーションを備えている点も購入の決め手となった。プロの現場で通用するタフな製品は、ときに実用性が勝りすぎて日常生活の風景を損ねてしまう。これは無理矢理コンバートさせているので仕方のないことだが、色の選択肢があると住まいの空間に自然と馴染んでくれるのであるで、非常に使いやすい。

 こうした「実用と日常の調和」という視点は、アオシマの1/32スバル サンバー トラックカスタムホイールにも通じるものがある。街でよくみる青色とは別に、アースカラーのラインナップが用意されている点がまさにそうだ。
 実車を忠実に再現する楽しさとはまた別軸の、自分の部屋の空気感に寄り添う一台を作るという面白さをこの模型は提示してくれているように感じる。パーツを眺めているとガチなものをこうやってうまいこと普段使い寄りにスライドさせるのは色なんだなとつくづく感じるし、色が変わったときに別の魅力が見えてくるのも楽しいところだ。

 アオシマの楽プラシリーズで毎回毎回悩むのがシールを貼るかどうか。貼ればより本物っぽい色合いになるし、見栄えも凝ったものになる。ただ、シールを貼らない方がプラスチックの塊としての愛らしさが出てくるのではないかといつも思う。それでも貼り出すと、シールを貼るという作業が面白くて結構進めてしまう。そんなふうに見栄え云々と違う、作業を進める面白さが存在しているのが嬉しい。
 部屋に置いてあるトラックの模型は、実に愛らしい存在である。楽プラと言われるだけあって簡単に作れるし、精密すぎない分、丈夫さもある。トミカよりも大きさがあるため、それなりの存在感を放つし、軽やかな素材感や、この大きさでしっかりと成形されたプラスチック製品という珍しさが、思いのほか関心を引く。

 よく考えれば、これほどの大きさのオリーブ色のプラスチックの塊を手に取る機会は、日常では意外と少ないはずだ。この独特の質感を愛でるひとときこそが、プラモデルの魅力に気づき、また次の作品へと想いを馳せる静かなきっかけとなっているのかもしれない。
 今は、花粉症の目の痒みを抑えるための目薬を荷台に置いていて、小さくなろうが荷物を背負う役割を担ってくれている。

クリスチのプロフィール

クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。

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