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プラモ塗装用保持ツールの新定番「カーペインターHANDLE」でクルクル回しながら塗るべし!貼るべし!

 模型の塗装をもっと快適に、もっと自由に、もっとカッコよくしたい──そんな欲望に全部応えてくれるのがプラモ向上委員会の「カーペインターHANDLE」です!名前からして機能が明快すぎるこのアイテム、実物を握った瞬間に「あ、これはちゃんとしてるやつだ」とわかります(静岡ホビーショーで触らせてもらって感動したんですよ)。

 これはカーモデルのボディを塗装するためのハンドル。タミヤの傑作ツール「スプレーワーク ペインティングスタンド」のようにワイヤーで内側から支えるスタイルもいいのですが、車体の形状によってはうまく保持できないことがあります。カーペインターHANDLEは頂部にジェル状の粘着シートがついており、平面や緩い曲面にピタッと貼りつきます。しかもこの粘着シート、ただの粘着ではなく、水洗いすれば粘着力が復活し、繰り返し使える。耐久性も実用性も高く、模型の塗装中にパーツが落ちるような心配がほぼありません。

 本体はアルミ製。手に持ったときのひんやりした感触、精密に加工されたネジ山、そしてアルマイト加工による上質なマット仕上げ。いかにも“高級ツール”らしい存在感があります。粘着部とグリップ部を逆さにして収納できるギミック付きで、使用後は全長を半分にして引き出しにサクッとしまえちゃいます。見た目もスマートで、道具箱の中で威張らないのがとてもよろしい。

 底部にはラバー付きの回転ベースが仕込まれており、ハンドルとして持ち上げるのではなく、塗装ブースにポンと置いて手でくるくる回しながらの塗装も可能。一定の距離を保ったまま360度回転させられるので、ムラのない美しい仕上がりが狙えます。乾燥ブースにもそのまま入れてOK(取り出すときは本体がしっかり冷めたことを確認してから!)。

 新品の粘着シートはものすごく粘着力が強く、いざ外そうとしたら「え、取れんのこれ?」とうろたえるレベル。無理に剥がそうとするとルーフが白化したりピラーが曲がるおそれがある(実際やった)ので、説明書に書かれている通り、「水平にねじるように外す」ことを厳守しましょう。替えの粘着シートも用意されているので、消耗したら交換すれば粘着力は全回復。

 最近は中国メーカー製のツールが模型店でもグッと存在感を増してきました。安価に量産されたチープなものではなく、素材の質感や加工精度、仕上げの美しさにまでこだわったものも多く、単に「使えればいい」「便利ならそれでいい」ではなく、「持っていることでテンションが上がる」「作業風景そのものが写真や動画で映える」ということを意識していることが窺えます。プラモ向上委員会のカーペインターHANDLEも、まさにその延長線上にある存在。触った瞬間にわかる高級感、写真に写したときの存在感。これはただの道具ではなく、模型を作る時間そのものをアップグレードしてくれる演出装置といって良いでしょう。

 省スペースで収納でき、構造はしっかり、見た目はクール。使い心地も抜群で、しかも繰り返し使える設計(汚れたら溶剤で吹けるよ!)。カーモデルだけでなく、底面が平らな戦車や艦船模型の塗装、デカールワークにも応用可能なこのカーペインターHANDLE、カーモデラーに限らず、すべてのモデラーに薦めたい一品です。

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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