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【工具レビュー】特殊ギザ刃で硬い素材もラクにカット! 強くて優しい「鉄腕ハサミ」。

 金属のメッシュを切ることが出来るハサミを探していました。真鍮線などに対応したニッパーは持っていますが、バツンッ!と切るのではなく、ジョキジョキと自由な形に切り進められるパワフルなハサミが欲しかったのです。ありました。株式会社エンジニアの『鉄腕ハサミ』。

 通常のハサミでは切るのが難しい素材でも、ギザギザの特殊刃が食い込むことでしっかりとラクにカットできます。説明書によると根本の大きなギザ刃は、キャブタイヤや丸打ちコードなど特殊なコードの切断に使うようです。先端から中央にかけての小さなギザ刃は、ケブラー繊維、0.5ミリ以下のアルミ板、1.2ミリ以下のプラ板などのカットに使います。私が使いたかったのはこちらですね。

 まずは試しに1ミリのプラ板を切ってみましたが、刃のギザギザのおかげで滑ったりすることなく、まるでボール紙を切るみたいにラクにカットできました。切り口はデザインナイフでカットするよりは少し荒いですが、ざっくりと切り出すにはこれで十分。ジョキジョキと一撃であっという間に切り終わりますし、手も痛くなりません。鉄腕です。

 そして金属メッシュ。ハセガワの『モデリングメッシュ』を切ってみました。最初は加減が分からなかった事もあり外枠を切るのは少しだけ力が必要でしたが、メッシュ部分は本当に軽い力で切ることができました。薄い金属なので、一般的な工作用のハサミなどでももしかしたら強引に切ることができるかもしれませんが、確実に刃が痛むでことでしょう。でもこのハサミなら平気です。鉄腕なんだから。

 鉄腕ハサミで必要な形に切り出したメッシュパーツは歪んだり反ったりすることなく、とてもピシッとしていました。ギザ刃のおかげで無理なくカットできるから、素材にも、ハサミを握る手にも優しい。鉄腕は強いだけじゃないんです。

 毎日の模型制作の主役といった工具ではありませんが、ここぞという時に力強く、そして優しく仕事をしてくれる『鉄腕ハサミ』、お手元に1挺いかがでしょうか。それではまた。

オトカワのプロフィール

オトカワ

1980年生まれ。キャラクターモデルを中心に製作。時々、模型誌で作例も作っています。

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